東北を代表する名勝地・松島。
”宮島”、”天橋立”と並び、日本三景のひとつと言われたのは約300年前のこと。
松尾芭蕉も感嘆した絶景が、陸と海、両方から楽しめます。
有名な観光地だから、駐車場は満車になっちゃってるかなぁなんて思いながら向かったのですが、ここへ到着したのは朝9時半。
近くの駐車場が満車だった場合に備えて、1kmほど離れた場所にある駐車場の場所もあらかじめ探してあったのですが、そんな心配は無用。
余裕で便利な近くの駐車場へ停めることが出来ました。
まずは漆塗りの透かし橋が架かる五大堂へ。
現在の建物は伊達正宗が1604年に再建したもので、瑞巌寺の再興に先立ち建造され、東北地方最古の桃山建築様式の建物だそうです。
ガイドブックによると、お堂の四面にある蟇股(かえるまた)には、見事な透かし彫りで十二支の動物が配されているそうな。
ありゃー、見過ごしちゃったよ
松島の初心者必訪の大定番、お次は『瑞巌寺』へ。
慈覚大師が828年に開山。戦国時代の混乱を得た後、伊達正宗が心血を注ぎ再建。丸5年もの歳月をかけ、1609年に完成したんだそうです。
松島も大震災の被害を受けたことはテレビで知ってはいたものの。
いったいどれくらいのものなのか、大震災の爪痕は残っていたりするのか、というのも気になるところでした。
初めて訪れた私にとっては、一見、震災があったことは分からないくらいだなぁなんて思ったけれど、参道を歩いているとこんな案内が。
”津波到達地点”
近くに立ち並んでいるお土産もの屋さんの店先のドアにも「ココマデ」なんて書かれていたりもしました。
津波の塩害のため、参道の杉も一部伐採されているそうです。
瑞巌寺のここから先へ入るには有料(¥700)となります。
りりぃも連れていることだし、私たちは素通りです。
しばらく歩き、『円通院』へ。
伊達正宗の孫・光宗の霊廟として1647年に開基。美しい庭園が見どころだそうですが、ここもまた素通りです。
ちなみに、入場お一人300円です。
そして、『天麟院』へ。
愛姫との間に生まれた唯一の娘である、政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)の菩提寺で、境内には五郎八観音が建立されています。
これは1663年、五郎八姫の死を受け、伊達家4代藩主綱村によって建立された墓所です。
海岸には松島湾を周遊する遊覧船乗り場があり、事前にブログ等でペット同伴で遊覧船クルーズを楽しむことが出来るのは知っていましたが、今回は松島を少し離れた場所から見て楽しむことに。
約1時間の松島散策を終え、駐車場へ戻り、まずは四大観の一つである富山へ向かいました。
四大観とは、260余りの島々が浮かぶ松島湾を東西南北から一望する4つのビュースポットの総称だそうです。
それぞれ趣の異なる絶景を楽しめるスポットで、湾をぐるりと取り囲むように点在しています。
大高森(壮観)
富山(麗観)
扇谷(幽観)
多門山(偉観) の4スポットです。
4スポットは全て調べてはいたんだけれど、それぞれ2、3kmほどしか離れていないって思いこんじゃってました。
全部見て周ったりしていたら半日かかっちゃいそうだったので、富山と多門山へ行きました。
富山は大仰寺から望む松島が楽しめます。
びっくりするくらいの山道で、舗装もされていないので、4つの中ではマイナーなところでは?という感想(スミマセン)。
途中に案内も無くて、「本当にここにあるの?」ってドキドキしながら向かいましたもん。
だーれもいないお寺の庭から見せていただきました。
なぜか入るのに100円必要みたいです。
景色は。うん、まぁまぁかな。
この後多門山へ向かいましたが、途中、交通渋滞にも合ったので車で1時間もかかりました。
ここはちゃんと整備された駐車場もあり、案内もあり、遊歩道もあって、観光客もチラホラいらっしゃいましたので、安心です。
写真を見ていただいても分かるように、この日は本当にいいお天気に恵まれたんですよね。
前日のように、霧でな~んにも見えないなんてことになったら、悲しかったです。
駐車場から歩いて約5分くらいでしょうか。
このお堂の右側に景色が広がっています。
うんうん、こっちもなかなかいい景色ですよ。
こんな感じで松島観光を満喫したのでした。
つづく・・・
”宮島”、”天橋立”と並び、日本三景のひとつと言われたのは約300年前のこと。
松尾芭蕉も感嘆した絶景が、陸と海、両方から楽しめます。
有名な観光地だから、駐車場は満車になっちゃってるかなぁなんて思いながら向かったのですが、ここへ到着したのは朝9時半。
近くの駐車場が満車だった場合に備えて、1kmほど離れた場所にある駐車場の場所もあらかじめ探してあったのですが、そんな心配は無用。
余裕で便利な近くの駐車場へ停めることが出来ました。
まずは漆塗りの透かし橋が架かる五大堂へ。
現在の建物は伊達正宗が1604年に再建したもので、瑞巌寺の再興に先立ち建造され、東北地方最古の桃山建築様式の建物だそうです。
ガイドブックによると、お堂の四面にある蟇股(かえるまた)には、見事な透かし彫りで十二支の動物が配されているそうな。
ありゃー、見過ごしちゃったよ
松島の初心者必訪の大定番、お次は『瑞巌寺』へ。
慈覚大師が828年に開山。戦国時代の混乱を得た後、伊達正宗が心血を注ぎ再建。丸5年もの歳月をかけ、1609年に完成したんだそうです。
松島も大震災の被害を受けたことはテレビで知ってはいたものの。
いったいどれくらいのものなのか、大震災の爪痕は残っていたりするのか、というのも気になるところでした。
初めて訪れた私にとっては、一見、震災があったことは分からないくらいだなぁなんて思ったけれど、参道を歩いているとこんな案内が。
”津波到達地点”
近くに立ち並んでいるお土産もの屋さんの店先のドアにも「ココマデ」なんて書かれていたりもしました。
津波の塩害のため、参道の杉も一部伐採されているそうです。
瑞巌寺のここから先へ入るには有料(¥700)となります。
りりぃも連れていることだし、私たちは素通りです。
しばらく歩き、『円通院』へ。
伊達正宗の孫・光宗の霊廟として1647年に開基。美しい庭園が見どころだそうですが、ここもまた素通りです。
ちなみに、入場お一人300円です。
そして、『天麟院』へ。
愛姫との間に生まれた唯一の娘である、政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)の菩提寺で、境内には五郎八観音が建立されています。
これは1663年、五郎八姫の死を受け、伊達家4代藩主綱村によって建立された墓所です。
海岸には松島湾を周遊する遊覧船乗り場があり、事前にブログ等でペット同伴で遊覧船クルーズを楽しむことが出来るのは知っていましたが、今回は松島を少し離れた場所から見て楽しむことに。
約1時間の松島散策を終え、駐車場へ戻り、まずは四大観の一つである富山へ向かいました。
四大観とは、260余りの島々が浮かぶ松島湾を東西南北から一望する4つのビュースポットの総称だそうです。
それぞれ趣の異なる絶景を楽しめるスポットで、湾をぐるりと取り囲むように点在しています。
大高森(壮観)
富山(麗観)
扇谷(幽観)
多門山(偉観) の4スポットです。
4スポットは全て調べてはいたんだけれど、それぞれ2、3kmほどしか離れていないって思いこんじゃってました。
全部見て周ったりしていたら半日かかっちゃいそうだったので、富山と多門山へ行きました。
富山は大仰寺から望む松島が楽しめます。
びっくりするくらいの山道で、舗装もされていないので、4つの中ではマイナーなところでは?という感想(スミマセン)。
途中に案内も無くて、「本当にここにあるの?」ってドキドキしながら向かいましたもん。
だーれもいないお寺の庭から見せていただきました。
なぜか入るのに100円必要みたいです。
景色は。うん、まぁまぁかな。
この後多門山へ向かいましたが、途中、交通渋滞にも合ったので車で1時間もかかりました。
ここはちゃんと整備された駐車場もあり、案内もあり、遊歩道もあって、観光客もチラホラいらっしゃいましたので、安心です。
写真を見ていただいても分かるように、この日は本当にいいお天気に恵まれたんですよね。
前日のように、霧でな~んにも見えないなんてことになったら、悲しかったです。
駐車場から歩いて約5分くらいでしょうか。
このお堂の右側に景色が広がっています。
うんうん、こっちもなかなかいい景色ですよ。
こんな感じで松島観光を満喫したのでした。
つづく・・・
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