風俗店従業員死亡 主犯格に懲役１０年判決 新潟

死亡：渋谷豊樹さん


懲役１０年：永井貴由樹






風俗店従業員死亡　主犯格に懲役１０年判決

（新潟県）

去年１１月、三条市の風俗店事務所で従業員の男性が暴行され死亡した事件の裁判員裁判で、新潟地裁は２日、傷害致死の罪などに問われている主犯格の男に、求刑通り懲役１０年の実刑判決を言い渡した。

懲役１０年の判決を受けたのは、三条市の会社役員・永井貴由樹被告。

判決によると、永井被告は去年１１月、経営する風俗店事務所で、すでに有罪判決を受けた従業員３人と共謀して、従業員の渋谷豊樹さんをロープなどで縛ったうえ暴行して死なせた。

判決理由で藤井俊郎裁判長は、「長時間拘束され、徐々に息ができなくなって死亡した被害者の肉体的、精神的苦痛は計り知れず、結果は重大。動機も身勝手というほかない」と述べ、求刑通りの判決を言い渡した。

弁護側は今後、控訴するかどうか検討する方針だ。
[ 2013/8/2 18:40 ]





風俗店従業員死亡　主犯格に懲役１０年求刑

（新潟県）

去年１１月、三条市の風俗店事務所で従業員の男性が暴行され死亡した事件の裁判員裁判で、検察側は３１日、傷害致死の罪などに問われている主犯格の男に懲役１０年を求刑した。

起訴されているのは、三条市の会社役員・永井貴由樹被告。

起訴状によると、永井被告は、去年１１月、経営する風俗店事務所で、すでに有罪判決を受けた従業員３人と共謀して、従業員の渋谷豊樹さんをロープなどで縛ったうえ暴行して死なせた逮捕監禁と傷害致死の罪に問われている。

３１日の公判で、検察側は「渋谷さんは逃げられないように２４時間も監禁され、理不尽な暴行で命を奪われたもので、犯行は極めて悪質」など断罪し、懲役１０年を求刑した。

これに対し、弁護側は「暴行は直ちに死亡につながるほど強烈で危険なものではなく、遺族との示談も成立している」などとして、懲役６年が妥当だと主張した。

判決は来月２日に言い渡される予定だ。
[2013/7/31 18:55]





風俗店従業員死亡　主犯格の男の初公判

（新潟県）

去年１１月、三条市の風俗店事務所で従業員の男性が暴行され死亡した事件で、逮捕監禁と傷害致死の罪に問われている主犯格の男の初公判が２９日、新潟地裁で開かれた。

男は起訴された内容を全面的に認めた。

起訴されているのは、三条市の会社役員・永井貴由樹被告。

起訴状によると、永井被告は、去年１１月、経営する風俗店事務所で、既に有罪判決を受けた従業員３人と共謀して、従業員だった渋谷豊樹さん（当時２９）の両手足をロープなどで縛り事務所から逃げられなくした逮捕監禁の罪と、渋谷さんに暴行を加え死亡させた傷害致死の罪に問われている。

２９日の初公判で、永井被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

冒頭陳述で検察は、「被告は経営者としての立場を利用して、日常的に暴行したり従業員を犯行に加担させたりした」「警察に出頭する前に携帯電話のメールを削除するなど、証拠の隠滅を試みた」などと、犯行の詳しい状況を明らかにした。

一方、弁護側は、「被告は自宅を売却して賠償金に充て、示談が成立している」などとして情状酌量を求めた。

判決は来月２日に言い渡される予定。
[ 2013/7/29 18:34 ]







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