米軍基地銃乱射事件、13人殺害の軍医少佐に死刑判決

2013-10-30 | 米兵




2013年8月29日13時23分
米軍基地銃乱射事件、13人殺害の軍医少佐に死刑判決

[フォートフッド(米テキサス州) 28日 ロイター] - 2009年に米テキサス州フォートフッド陸軍基地で兵士ら13人を射殺したとして、殺人罪などに問われた
精神科軍医の少佐ニダル・マリク・ハサン被告(42)に対し、軍事法廷の陪審は28日、死刑を言い渡した。

アフガニスタンへの派遣が決まっていたハサン被告は、同基地の医療施設で銃を乱射。

13人を殺害したほか、31人を負傷させた。

事件後、同被告はイスラム世界で米国が行っている戦争への報復だと話していた。

軍事法廷による死刑判決はまれで、米兵の死刑執行は1961年が最後。

自動的に上訴の手続きが取られるため、ハサン被告の刑は確定していない。






米テキサス州の基地で銃乱射の元軍医に死刑判決

2013.08.29

米テキサス州のフォートフッド陸軍基地で2009年11月に起きた精神科医の陸軍少佐による銃乱射事件で、軍事法廷の陪審は28日、死刑判決を言い渡した。

陪審は先に、ニダル・マリク・ハサン被告に対し有罪の評決を下していた。

同基地の医療施設などで起きた事件では米軍兵士ら13人が死亡、32人が負傷した。

被告自身も犯行現場での銃撃戦で負傷し、体の一部がまひする後遺症を負った。

同被告は法廷で自らを弁護人と指定したが、計画的な殺人などの罪状否認の弁論も行わず、起訴内容の否定にしようともしなかった。

被告は米国生まれのパレスチナ系で、イスラム教徒。

イスラム教徒を殺害する米国のテロ戦争に反対していたとされる。

陪審の死刑判決を受け、今回の軍事法廷を統括する陸軍大将が4週間にわたった法廷の手続きなどを精査し、有罪評決や量刑判決の是非に関する決定を下す。

この決定まで数カ月かかるとみられる。

異議をはさまなかった場合、陪審による量刑判決などは公式判決となる。

ただ、陸軍大将は保釈なしの終身刑に減刑する選択肢も持つ。

被告は公式判決が出た後、軍の司法制度を通じた上訴が出来る。








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