質量による破れなら一般相対性理論によってＣＰＴが自発破れするのではないですかね

あー、例の若き日の南部の悩みの種にしても、それもこれも理由あってのことだという話になりますかねえｗ

質量の存在は重力の存在であると考えたら、それはカイラル対称性の自発破れがまず先に来るのではナシに、むしろもっと大きなＣＰＴ対称性の自発破れから考えた方が合理的になります。ですから、ひょっとしたら、カイラル自発破れに対応してＣＰＴ自発破れが有るのでは、なんて夢を見ることだってあり得ますね。重力がリーマン幾何で描かれるということから、重力の存在によってはＣＰＴが自発的に破れており、そのために出てくる南部＝ゴールドストンボソンこそクーパー対だという、そんな自然描写になるわけですがな。

質量が存在すれな当然、カイラルも自発破れを起こすわけだから、クーパー対は一人二役ということになりますなｗ

しかるに、パイ中間子そのものはクーパー対から出現するわけですけどクーパー対そのものではないですからね、ごくフツウに質量を持つ権利のあるごくフツウの粒子だったのです。まあー、そういった意味のことを含めて文科省に書き送ったり知人に渡したりしていたのですが、ご存命中に南部先生に伝わっていたのでしょうか、すこし心配です。その多くが結局のところほとんど無視されているとしたら、理論物理学者の全員が悪しき自薦エリートだということになって、私としたら「南部さんよ、アンタでもか」というような気持になります。

ことは理論物理学者だけでは済まされないで、ある程度以上の物理学者そして数学者全員の問題にもなるでしょうｗ

未解決の課題に身を染めることがどれほどの賭け事なのかということはリーマン予想物語なんかで見当がつくと存じますが、その中で失敗した数学者がいかにみすぼらしく変貌してしまうかなど、ま、彼ら自薦エリートの学者先生たちにとって認めたくもなく、ご自分はエリートなのでしょう。そこでこそ、なんのために学問をやっていてなんのために学者なのかということを、いま一度検討し直していただきたいのですよね。以前と比べて物理シーンというのはずいぶんつまらなくなってきたと、そう実感して気にしておられる学者先生ならば分かっていただけると存じます。

南部＝ゴールドストンボソンというモノには質量はなく、半端な質量のそれなど宇宙には存在していない、ということ！

真空のクーパー対そのものが南部＝ゴールドストンボソンそのもの、なんですがな・・。

そこのところだってきっちり考えてありますよ、負エネルギーにして負質量の粒子は時間逆転による反粒子しか存在しなく、そして正粒子と組むことによって負質量は宇宙に顕在化まではデキない。そのようなこと自体が一般相対性理論がリーマン幾何によって描かれることによる禁則事項なのですがな。そして共通項としてカイラルの破れによる南部＝ゴールドストンボソンと一致することによって慣性質量と重力質量とは結ばれる、そのような自然の仕組みになっておるのですがな。このようにしてユニバーサルフロンティア理論は重力の関与まで展開できます。