これはπ中間子の段階で生じていた問題でしたけど、なぜか私の大脳はスルーして次に行ったのです・・。
陽子と中性子の間を電子ほど軽くなくて核子ほど重くない中間的な質量の素粒子(当時は素粒子だと思われていた)が出現して飛ぶことが原子核を形成する力だとするのが《湯川中間子理論》であり、その際に基礎となったのがハイゼンベルグによる《不確定性原理》であり、ごく短い時間だけ存在する「仮想π中間子」の質量はエネルギーにしてΔE・Δt≒h/4πから概算されました。
その約135Mevから139.5Mevの質量というかエネルギーが無から沸いて出たというのでは(神聖な)エネルギー保存則に反してしまいます・・。
そこで「造化の神から借金をして返す」というような考え方をして「不確定性原理に根ざす現象はエネルギー保存則に反していない」というようです、ところが昨年度のノーベル賞受賞理論【小林=益川理論】によりますと「微小領域においてエネルギー保存則は破れている」というような言い方になります、さて、どーしてでしょう。B中間子が崩壊するときに《ペンギン図》という過程を辿りますが、ペンギン過程では(π中間子ではなくて)「Wボソンが飛び出てボトムクォークがトップクォークにまで遷移する」という現象が起こるとされます。そうやってトップクォークまで出てこないことにはCPは破れないというのです。
僕はここでトップクォークを時間反転すればエネルギー収支は帳尻が合うと思いました!
おまけに時間反転とはCP反転と同義ですからCPが破れます、こりゃ都合がいい、やった、と、ばかりに早とちりをしていました。それでは【ユニバーサルフロンティア理論】とは独立な意味で《小林=益川模型》も無矛盾にできるから当方としたらあら探しをしたいところです。さらに造化の神からWボソンが借金をして出ることしか許されないからエネルギー保存則が破れるのだとまで解釈して喜んでいました。
つまり微小領域においてエネルギー保存則が破れてよければ小林=益川模型は成立する・・。
ところが違いました!
アッと驚くことには、
この考察からは「小林=益川模型否定論」が出てきたのです!
「ペンギン過程においてエネルギー保存則を破ることは次のような理由で許されない、すなわち、ファインマン図上においてW→t+反bはエネルギー保存則を破るという理由で(ふだんは)起こらない反応だというのが一点、もう一点は反t→W+反bは(ファインマン図上のWボソンの位置という微妙な都合で)エネルギー保存則を成立させるにも関わらず(自然界が)けっして得ることのない過程である、という両者によって否定される」
ま、少しばかり難解ですが「反トップクォークからWボソンが飛び出るような再解釈は不可能だという理由でファインマンの規則によって禁則だ」ということなんです・・。
分かってくれます????????????????????????????
陽子と中性子の間を電子ほど軽くなくて核子ほど重くない中間的な質量の素粒子(当時は素粒子だと思われていた)が出現して飛ぶことが原子核を形成する力だとするのが《湯川中間子理論》であり、その際に基礎となったのがハイゼンベルグによる《不確定性原理》であり、ごく短い時間だけ存在する「仮想π中間子」の質量はエネルギーにしてΔE・Δt≒h/4πから概算されました。
その約135Mevから139.5Mevの質量というかエネルギーが無から沸いて出たというのでは(神聖な)エネルギー保存則に反してしまいます・・。
そこで「造化の神から借金をして返す」というような考え方をして「不確定性原理に根ざす現象はエネルギー保存則に反していない」というようです、ところが昨年度のノーベル賞受賞理論【小林=益川理論】によりますと「微小領域においてエネルギー保存則は破れている」というような言い方になります、さて、どーしてでしょう。B中間子が崩壊するときに《ペンギン図》という過程を辿りますが、ペンギン過程では(π中間子ではなくて)「Wボソンが飛び出てボトムクォークがトップクォークにまで遷移する」という現象が起こるとされます。そうやってトップクォークまで出てこないことにはCPは破れないというのです。
僕はここでトップクォークを時間反転すればエネルギー収支は帳尻が合うと思いました!
おまけに時間反転とはCP反転と同義ですからCPが破れます、こりゃ都合がいい、やった、と、ばかりに早とちりをしていました。それでは【ユニバーサルフロンティア理論】とは独立な意味で《小林=益川模型》も無矛盾にできるから当方としたらあら探しをしたいところです。さらに造化の神からWボソンが借金をして出ることしか許されないからエネルギー保存則が破れるのだとまで解釈して喜んでいました。
つまり微小領域においてエネルギー保存則が破れてよければ小林=益川模型は成立する・・。
ところが違いました!
アッと驚くことには、
この考察からは「小林=益川模型否定論」が出てきたのです!
「ペンギン過程においてエネルギー保存則を破ることは次のような理由で許されない、すなわち、ファインマン図上においてW→t+反bはエネルギー保存則を破るという理由で(ふだんは)起こらない反応だというのが一点、もう一点は反t→W+反bは(ファインマン図上のWボソンの位置という微妙な都合で)エネルギー保存則を成立させるにも関わらず(自然界が)けっして得ることのない過程である、という両者によって否定される」
ま、少しばかり難解ですが「反トップクォークからWボソンが飛び出るような再解釈は不可能だという理由でファインマンの規則によって禁則だ」ということなんです・・。
分かってくれます????????????????????????????
そお、これで 1→2→3 です・・。