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ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

スクープ!!!「教科書流の解き方では矛盾する」と判明しました・・・

2010年01月23日 | Weblog
まず、こんどこそマチガイだと判明した“標準的解答”を再録することから始めましょうね!

[標準的解答]棒の長さを2Lとして、棒に加わっている重力を2Wとします。さらに棒と壁とが接している点をA点として、棒と床とが接している点をB点とします。A点から棒に加わる垂直抗力をF1とし、B点における床と棒との間に加わる摩擦力をF2とすると、剛体に加わる水平方向の力のつり合いからF1=F2=Fです。また、同じく垂直方向の力のつり合いからB点において棒に加わる垂直抗力は棒の重量である2Wに等しいでしょう。

この場合、棒を横にすべらせる力に一致するのはA点におけるF1であり、B点におけるF2は静止摩擦力ですから、困ったことにはF1>F2になったときに棒が動くはずなのです。

するとB点を中心とした力のモーメントがつり合わなくたった際には棒は壁から離れて逆回転しなければなりません!

これだけでも教科書流の解き方は間違っていることがわかりますでしょう?

ひょっとしたら最初に解いた先生が「立てかけた梯子に足を乗せたら手前に倒れかけてきた」というような生活実感に根ざして答えを出したのかもしれません・・。しかし、それは梯子の一段目に足を乗せて体重を掛けたときに、前斜めになった階段に(乗せた足が階段を水平にする向きに動くために)梯子がこちら向きに回転するモーメントを与えるのが原因なのですから、まったくこの問題とおなじ状況ではございません・・。

そこで問題を改題することにしました。

《問題》なめらかな壁に片方の端に質量mの大きさが無視できる重りが付いていて他の質量を無視できる棒が立てかけてあります。重りの付いている方が壁とA点で接しているとして、棒と壁のなす角度がθになったときに棒が床にすべり落ちました。棒と床はB点で接していて摩擦があり、静止摩擦係数をμで表すことにします。μの値をθを用いて表しなさい。

この場合に重りの質量mによる重力mgのすべては、A点において壁を垂直に(観測者からみれば水平に)押す力mgtanθと棒を斜め下に押し下げる力mg/cosθに分けられて、後者は、棒を伝わって点Bにおいて床を垂直に(鉛直に)押す力mgと、棒を水平にすべらせる向きの(水平な)力mgtanθに分けられます。A点では壁が棒を押しかえす力mgtanθによってつり合いますし、B点では垂直抗力がmgと静止摩擦力mgtanθによってつり合います。

以上より、μ=mgtanθ÷mg=tanθになりますし、極端な条件でおなじなのですから質量分布に関わらず静止摩擦係数はtanθだというのが私の結論になりました!

(さすがは【摩擦角】というだけのことがあったのだ・・、やったぜ、ブラボー・・)







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対応原理はマチガイ・・ (buturikyouiku)
2010-01-23 18:46:06
今回のスクープによって例外的なのはB点に質量のすべてを集中させる条件である。すなわち今回の記事において棒の向きをあべこべにしたら成立しない。だが少しでも質量がB点よりも上に有るならば答えはおなじくμ=tanθである。斜面でも同じで物体が少しでも下端よりも上に有れば成立するが、完全に斜面の下端にあれば成立しない・・、これは理の当然である!

ゆえにニュートリノなどの質量に関して「無であるかあるいは非常に小さい」と述べて「質的に変わらない」と主張するボーア率いたコペンハーゲン学派の物理学観(それは対応原理とよばれる)は完全に誤りだということが判明した!

ニュートリノに僅かでも質量が有るならば(それは小柴研究室の研究によって明らかにされた事実である)素粒子に関する【標準模型】はズタズタのぼろぼろである・・。

で、このことは初期に言っていたのに小柴研究室までもが標準模型を補完していったのは何故だ?

答えよ、小柴研究室をはじめとした日本物理学会の諸氏・・。
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