コバルト60を強い磁場をかけて固定するとスピンが揃います、ここでは下向きということにしましょうか?
下向きのスピンということは(右ねじの法則から)上から見て右回りだということですが、ここからWボソンが出るには、ま、常識的にも、上から見て右巻きでしょうね。そして、ベータ線は上向きに出たのでしょうよ、ウーの報告によれば「ベータ線はスピンと逆向きに出た」ということですから、そりゃ、っとっとっと、そういうことではない。原子核に対してベータ線は電荷が逆だから、強力な磁場によっては、スピンも逆でなければならぬ。
ベータ線はコバルト60原子核に対して上から見て左巻きに出るはず、です・・・。
そこから上向きにベータ線が出たとして、観測されるのは電子だとしたら、そのスピンの巻き(ヘリシティー)は右巻きのはずです。もちろん、反ニュートリノも同じ方向(コバルト60にとって上向き)に飛んでいるとしたら右巻きスピンなわけですけど、加速器実験などと同じように、反ニュートリノは下向きに出ているとしたら、そのスピンの巻き方は左巻きになります!
このように解析すると反ニュートリノも左巻きだということになるのです・・・。
下向きのスピンということは(右ねじの法則から)上から見て右回りだということですが、ここからWボソンが出るには、ま、常識的にも、上から見て右巻きでしょうね。そして、ベータ線は上向きに出たのでしょうよ、ウーの報告によれば「ベータ線はスピンと逆向きに出た」ということですから、そりゃ、っとっとっと、そういうことではない。原子核に対してベータ線は電荷が逆だから、強力な磁場によっては、スピンも逆でなければならぬ。
ベータ線はコバルト60原子核に対して上から見て左巻きに出るはず、です・・・。
そこから上向きにベータ線が出たとして、観測されるのは電子だとしたら、そのスピンの巻き(ヘリシティー)は右巻きのはずです。もちろん、反ニュートリノも同じ方向(コバルト60にとって上向き)に飛んでいるとしたら右巻きスピンなわけですけど、加速器実験などと同じように、反ニュートリノは下向きに出ているとしたら、そのスピンの巻き方は左巻きになります!
このように解析すると反ニュートリノも左巻きだということになるのです・・・。