教科書の積み残しとか一切認められんで

低学力相手には低学力相手の授業があるのであって！

　それはけっして教科内容に関して妥協することを意味せず、特に教科書の進度というコトを犠牲にしてはナラナイのであって、一年間に進むべき進度は確保されなければならないのである、そう。はなはだしき場合には、高等学校の物理の授業でニュートン力学すら扱わないで算数を題材にしたプリントによる授業だとか、数学において微分や積分を「ムツカシ過ぎるから」と省くなどの実例があった、そうですのや。

一通り教わらなければ高校を卒業した値打ちが無いｗ

　と、いうか、そんな認識論的な話では無くてさ、ハッキリ違法授業・偏向教育ではないか、そう。義務教育において能力別クラス編成を導入したとする、そこではＳクラスにはＳクラスの授業があり、ＣクラスにはＣクラスの授業があるコトを知るだろう、そう。そこでは成績上位は教科書を終えて底辺はろくすっぽ教科書を学ばないなんて認められないのだ、そう。

高校生は飲酒喫煙デキなくなった、学校側も同じコト！

　ワシらは高校紛争五年後の生徒たちで、学校内にはまだまだ不穏な空気が生徒会役員などにもあった、そう。それに、飲酒環境でもあった、そうですのや。ワシらの頃のクラス合宿では、高校二年じゃったが、担任の目の前で酒宴がくり広げられたものじゃったよ、そう。ああいう環境は二度とない、根拠は法律にこそある、だとすれば違法授業とて同じことではないか、そう。

ワシはその時は親が肝硬変で怖くて飲まなかったｗ

　それは大学時分には飲んでしまって、それが高じてアル中にすらなった、そうでしたがな。だからと言って高校生が飲んで良い理由にはなるまい、そうでしょうが、それはたまたまの偶然である、そう。むしろ、人生早期にガブ飲みすることの危険性の話だというコトにしかならない、そうですがな。

とにかくそれは四十五年前の話である、ド～だ驚いたか？