ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

「デモクラシー」/第十章~ブルイィ/気狂いピエロ

2005年02月13日 | ワイン
連日コンディション確認の口実で深夜に飲酒、本日は昨年巨匠の所で購入したJEAN-CLAUDE LAPALUのBOURILLYのcuvee des Fousを開けてみる。色合いは濃い紫色でガメイ種のイメージとは程遠い、香りもどこか青臭くボージョレのようなイチゴキャンディ風とは無縁だ。味わいはタンニンは少なく甘い味わい、思わず旨いなぁと口にする。巨匠はDRCの2001の試飲会にブラインドで生徒達に出したらしいけど、ブラインドに出されたら個人的にはローヌかカリフォルニアのカベルネと答えるでしょうね。ボージョレでこの味わいはまさしくFous=キチガイかな。午後は北千住のTHEATRE1010まで芝居鑑賞に出掛けた。予備知識全く無しでみたが、内容は実際70年代に西ドイツであった西ドイツ首相の秘書官が東ドイツの秘密警察から送り込まれていたスパイだったというヨーロッパを揺るがした事件を基にしたポリティカルでシビアな話。1回みたぐらじゃ良くわからないストーリーで、派手な演出もBGMもなく役者陣の台詞だけで進行する難しい芝居。市村正親が出てるせいか客の7割は女性だけど、こんな政治劇興味もてるのかなぁと心配になる。でも生でみる鹿賀丈史はすごいオーラが出ていて圧倒的な存在感があった。共演者もテレビでよく見る役者が多い演技派ぞろいでセリフ劇に見ごたえがあった。やっぱり何でも“生”が好きかも。
~today is a perfect day for Beaujolais