ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

『バルトの楽園』その四

2005年12月29日 | Weblog
ロケは先週終了していて 誰もいなくて閑散としていた。柵がしてあって、立ち入ることもできない。正月三が日すぐ傍の神社に初詣に何万人もくるのにこのままの状態なのだろうか?実に勿体ないなあー

『男たちの大和/YAMATO』

2005年12月18日 | Weblog
期待はずれもいいところ、ピンナガンネヨ!なんだこのシナリオ、ありきたりの演出は!陳腐なのにも程がある。珍しい事だが観てる途中で段々腹が立ってきた、蒼井優が出てくる別れの場面なんか実にステレオタイプで舌打ちしてしまった。せっかくの素材をこんな糞映画にしてしまって英霊に申し訳が立たないと思わないのか?脚本家にトラブルがあったと伝えられていたがモロにその影響が出ているような気がする。もっと大和特攻に至る過程を丁寧に且つドラマティクに、そこに演出の眼目を置いて、そこに至るまでの将校から兵卒までの大和での生活をクールなドキュメントタッチで描きだす、そんな映画を期待してたのに。鈴木京香は一体幾つの設定だぁ?とにかく話の流れがぶちぎれてて感情移入が出来ない。目頭が熱くなるどころか長渕のテーマ音楽のタイトルみたいに眼を閉じて眠りたくなった。
アカヒ新聞が関わってるとやっぱりこうなっちゃうのかな。辺見の原作のように戦後やくざとして生きた内田に焦点を当てて、現代から過去に振りかえるなら戦後の内田の生き様も描くべきだと思う。そしてラストは内田の散骨なんかじゃなく原作のエピソード、内田が戦後、台湾に行ったとき体内に残る爆弾の破片のせいで金属探知機に引っ掛り検査官に入国を止められた際、検査官に向かって大和に載ってからなと言ったら台湾の検査官が挙手して最敬礼したというのがラストエピソードだったらよかったのに。あと本編のエンドロールが終わったあとに一部の映画館では3分間の特典映像がながれるらしいそっちの方が見る価値ありらしい。どっかからの圧力か今日見た映画館では無かった。それと本編が始まるまえに『バルトの楽園』の特報がちょっとだけ流れて見覚えのある風景が映ってケツ浮いた。早くみたいなぁ。でも大和みたいなのはカンベン。戦争の実相の描き方がこの程度の糞映画が感動したと評判呼んでいるのが反って悲しい。戦後の左巻きの日教組の教育が行き届いた成果だろう。中韓と違って学校では教えてくれないことだからなぁ 「Tourists from every country who visit this island should be told how courageous and patriotic were the Japanese soldiers who all died defending this island.」by Admiral Chester William Nimitz

Bourgogne RENOMME95/REMOISSENET PERE&FILS~第四十四章

2005年12月16日 | Weblog
WINE&DINEのバーゲン品。ルモワスネは歴史のあるブルゴーニュの有名なネゴシアンだったが、最近オーナーが会社を売却したとニュースがあった。古酒の膨大なコレクションを有し、割と買いやすい価格でリリースする。まあ特にどうということも無いがこういうワインはブルゴーニュらしいちゃらしいワイン。でも色合いは少し照りがありエッジには臙脂色が混じる。香りはおとなしく、プラム系の香り。味わいは酸味が多くブル好きには気にならないが飲みつけないと美味しくは感じないかも?

『KING KONG』

2005年12月15日 | Weblog
マイレージが溜まったので先行ロードーショーで観た。すごい制作費かけたらしいが、
キングコングというよりも全体の2/3はまんまジュラシックパーク、上映時間が3時間と超長いけど飽きさせないだけの特撮技術は満載。まぁ面白いっちゃ面白いけど終わったあとに何も残らない。只で見て正解だった。でもあれだけ制作費費やす必要があるシナリオだろうか?日本映画なら大作クラスでも20本以上、マイナーなら100本ぐらい作れる。そっちの方が余程価値あるようなきがするのは僕だけ?

『戦藻録/宇垣纏著』&『私の昭和史/末松太平著』

2005年12月11日 | Weblog
来週はハルキ復活の『男たちの大和』公開。その前に予習として
前から読みたかった連合艦隊参謀長宇垣の戦中日記『戦藻録』と三島絶賛の226事件に連座して獄につながれた青年将校の回顧録『私の昭和史』を中古で買った。
宇垣は大西滝次郎とともの特攻の命令者として玉音放送を聴いて数時間後に沖縄に駐留している米軍に11機の飛行隊率いて最後の特攻を掛けた軍人。小沢治三郎からは私兵特攻として厳しく非難されているが、その最後8月15日の日誌、出撃前のわずかな時間に書いた
記録のなかで“未だ停戦命令に接しず”とある。が前夜にすでにポツダム宣言受諾の報を聞いて自ら直率の部隊編成命じているのでこれは少々苦しい言い訳だろう。この特攻は
攻撃隊の隊長中都留大尉の判断で停戦後の米軍に被害を与えて日本軍に汚点を残さないようにとっさにに操縦桿切って全然関係ないところに撃墜したとされている。中都留大尉の写真みるとなんと坊主頭でなく綺麗に7:3分けの長髪、軍人にもいろいろ居たということ、宇垣もいまの日本人にこんな鋭い眼光した人間はいない。特攻といえば悲惨さばかり
強調されるきらいがあるがこの最後の特攻ほとんど長官が自殺するための道行き、以外なんの意味も持たない行為にもその隊に加えられた者はある種の優越感を持ち選ばれなかった隊員は激昂して隊長に詰め寄ったという。敗戦という異常な状況のなかでとはいえこれは一体どういう事なのだろう?

TORBRECK WOODCUTTER'S SHIRAZ04~第四十三章

2005年12月10日 | ワイン
パーカーがやたら評価するオーストリアンシラーの廉価版。シラー種のワインはめったに飲まない。濃ゆい紫色はまさにシラー。タンニンはすくなく飲みやすい。甘味がつよく
濃縮した感じがある。良くも悪くもオージーなワイン。こういうワインはワインだけ飲むのは少々ツライ。ワイルドな肉料理、例えば野外バーベキューのときの御供にふさわしい。ちなみにコルク栓でなくスクリューキャップ採用。個人的にはスクリュー大賛成。
全然安っぽさを感じない。ワインはコルクを通じて緩やかな酸化還元をして熟成するなんて迷信が信じられていた時代はとっくに終わっている。資源保護、品質維持スクリューキャップ採用のメリットは多くてもデメリットって一体ナニ?
そういえば今日の早朝W杯の組み合わせが決まった。日本はブラジル、クロアチア、オーストラリアこれって結構理想的。ジーコはやっぱり神掛かっているところがある。
ブラジルVS日本はこれほど注目あつめる戦いは無い視聴率CS民放あわせて多分深夜とはいえ驚異的な視聴率たたき出すこと間違いなし。民放はどこが権利持っているのだろう?クロアチアは因縁対決、所詮はヒディングのオージーこれもめっちゃ注目。
3戦とも日本にチャンス目がある最高な組み合わせ。予選敗退してもブラジルに負けてだろうから諦めも言い訳も出来る。

『三丁目の夕日』

2005年12月09日 | Weblog
井筒がどこかでケチョンケチョンに貶していたがYAHOOの映画評は概ね高評価だったので
見に行った。御涙頂戴の御約束映画だがこういうのは決して嫌いじゃない。少なくとも『パッチギ』よりはこっちがイイじゃない?CGも『血と骨』よりしっくり来ていた。
でも“ALL ways"なんてタイトルの必要性は全く無いような気がする。
内容は100点、タイトルでマイナス30点。電車男の妹がカワイイ感じなのでおまけで+5点
計75点かな。