ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

フラガール

2006年09月27日 | Weblog
今流行りのご当地映画。さして話題になっていなかった様に思えたが、最近富みに評判になっている作品。マイシアターがキャンペーンで1000円で見えるので観てきた。
所謂泣き映画、でも素直な作りなので普通に泣ける。しずちゃんも結構違和感が無く
役に嵌まっている。それにしても蒼井優はなにをやらせても達者だなぁ。
長澤まさみ、綾瀬はるか、沢尻エリカを称して若手女優のTOP3だそうだが、前記3人比べて蒼井優はブスだブスだと陰口も叩かれるが一番ウマイと思うし、実は今一番スキかも。評価の高さから年末には何か映画賞を取る可能性大。

ワインの神様が死去

2006年09月25日 | Weblog
ワインの神様、アンリジャイエ氏が亡くなったそうである。
飲んだ経験は無いしこれからも可能性は極めて少ないが
又伝説が生まれた。合掌。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20060925gr0f.htm

Mishima: A Life in Four Chapters

2006年09月24日 | Weblog
日本未公開ということで大昔、画像の悪い海賊版みたいなのを一度レンタルしたきりだったが、この度海外DVD版を入手して久しぶりに見た。改めて観ると外国の映画だけど
良く出来ていると改めて思う。俳優陣もすごい豪華キャストでロケ地もホンモノを使い”11・25”事件のパートについては巷間伝えられている事実に忠実につくられているこの作品が日本で未だ公開されないのは大変不幸な事だと思う。ついこの前、ロケでも使用された東部方面総監室を見学出来た事も改ためてこの映画に関心を寄せたキッカケになった。この映画より余程タブー視されていた映画『憂国』も出版されたことだし、正規ルートで多くの人々の目に触れる機会が近々訪れることを願う。

voice5 リターンズ

2006年09月24日 | Weblog
芝居といえば8割は女性客というのがこの国の相場だがこの芝居だけは8割がオトコ。大半が女子アナ目当ての電車男達?普段、観劇に男の観客が少ないと嘆いているがこういうのも如何なものか?アキバじゃあるまいし。芝居内容はべつとしてアナウンサーもある意味役者みたいな存在なので出演者はみんな達者に演技していた。でも2時間半、中休み無しではちょっと間延びした感じ。前場、後場の二部制にして幕間を置いた構成のほうが観易かったと思う。ニュースにもなっていたが堂チャンのメイドコスプレは反則技、別にオタクでなくてもあれを見せらたらヤバイ。もっとも席が悪いところだったのであんまり良くは見えなかったが。
帰り際に舞台には出演してなかったが渡辺宣嗣アナと丸川珠代アナが御客サンに階段口で挨拶していた。渡辺アナはかなりでかかったが、丸川アナはブラウン菅から受ける印象では大柄なイメージがあったが実物は小柄な人で大層な美人だったので思わず振返って見てしまった。

欽ちゃん球団 茨城ゴールデンゴールズvsテリー伊藤 のってけ球団

2006年09月23日 | Weblog
スタジアムで野球観るのは何年ぶりだろうか。普段TVでは全く野球中継を観ないので
なんだか新鮮。茨城GGとテリ-伊藤の率いるチームの試合だったが、結構面白かった。
プロ野球には興味が持てないが、欽ちゃんの試合は言わば野球版WWEみたいなもので
野球半分、マイクパフォーマンス半分、批判もあるのだろうが毛色の変わったライブと考えればとても面白かった。親善試合なので松村邦洋、嶋大輔等のタレント、駒田、ギャオス内藤等元プロ選手とか多彩な顔ぶれが登場して、これで全席2000円は安い買い物。お客サンは一万人強ぐらい来てただろうか。関内の駅降りたらスタジアムの周りをぐるっと何重にも人が取り巻いていたので一瞬観ずに帰ろうかと思ったが我慢して入って良かった。

『魔界転生』

2006年09月22日 | Weblog
久方ぶりに芝居を観に行った。でも一番安い席。新橋演舞場の3F席の脇で
舞台の左裾は全く見えない。でも久しぶりの観劇で大層面白かった。
橋之助の『毛利元就』をスカパーで観てるがどうもサッパリ、そういえば今、石田三成役で又大河に出てる。が、こちらもパッとしない。歌舞伎役者でTVでもOKなのは幸四郎、吉右衛門兄弟だけだと思うが、舞台でなら歌舞伎役者は映える。
競演陣も豪華で総計2時間40分の長丁場の舞台だが飽きずに観える。
でも観劇に行くといつものことだが客の8割が女性。日本の成人男子はどうして芝居に行かないのだろうか?TVドラマなんかじゃ決して味わえない面白さがそこにあるのになぁ

日本以外全部沈没

2006年09月18日 | Weblog
TVでは多分放送できない内容。ちょっぴり笑えたが全体的に沈没した出来。
脚本も俳優も演出もギャグも全部イマイチ。期待した自分が馬鹿。
監督のキャラは面白いだけどなぁ。同監督の『ヅラ刑事』というのも公開中だが
どうしようか?後、筒井康隆の周りはだれか注意しないのかなぁ『せんせい、役者には
向いてません。はっきり言って才能はありません』と

CALERA PINOT NOIR CENTRAL COAST 2005

2006年09月16日 | ワイン
カレラワイナリー創立30周年記念ラベル付。初めて飲んだカレラが
20周年記念ラベルのMt.ハーランシャルドネ95だったので凡そ10年間
愛飲している。この10年値段が騰がっていないのがエライ。
味わいのほうはまだ落ちつきが無い感じ。半年後くらいに再飲したい。

『蟻の兵隊』

2006年09月11日 | Weblog
その昔、奥山謙三というネジが3本ぐらい捩じ切れてる旧軍人が上官の戦争犯罪を暴きに
暴れまわるのを追った『ゆき、ゆきて神軍』というドキュメンタリー映画の傑作があったがこの映画はその路線を踏襲している。こちらの映画の軍人さんは非常にまじめな方で
自ら行った中国での行為を心深く反省し、理不尽な理由でポツダム宣言受諾後も中国で戦闘することを余儀なくされた事件の事実解明に精力を傾ける真摯な姿が描かれる。が…
所々ちょっと違和感を感じるのはなぜだろう?
この映画を観てるだけではまったく判らないのだが調べてみると『山西省事件』には
かなり複雑な背景がありそうで(=以下無断リンクhttp://shanxi.nekoyamada.com/archives/000252.html)
裁判を起こした軍人さんたちは軍令によることは間違いないが敗戦時の混乱のなかで
行われたことであり真相究明は大変困難を伴うことであろう。
ちなみに元凶とされる澄田司令官は陸大首席卒業の超エリートだったが南部仏印進駐に反対したのが祟ったのか中央からは遠ざけられてこの悲劇に関わるようになったらしい。
この人の長男はバブルのときの日銀総裁でバブルを招いた戦犯の一人とされているのも
歴史の皮肉か?
映画のホームページはこちら(http://www.arinoheitai.com/about/index.html)
に勝手にリンク

『REBUILD OF EVANGELION』

2006年09月06日 | Weblog
「エヴァンゲリオン新劇場版」前編、中編、後編、最終話の4部作にて製作決定。
'07年初夏、前編公開予定。
STAFF 
総監督=庵野秀明 監督=鶴巻和哉 
キャラクターデザイン=貞本義行 メカニックデザイン=山下いくと 
アニメーション制作=カラースタジオ
・物語の時間軸はTVシリーズと同じだが、内容は全く異なっている。リメイクでも作り直しでもない”新作"。
・新訳Zとは違うアプローチで、大量の新設定も用意。
・TVシリーズをみていなくても楽しめる。内容はやさしくなるが、ボーッと見て分かるようなものにはしない。
・わざわざ難解な語句を撒き散らすようなテクニックはもうつかわない。
・TVシリーズを見返した庵野が「エヴァって面白い」といってくれて泣きそうになった。
・現状のアニメ業界に対するアンチテーゼとして、エヴァから始まった時代に幕を引くというのが制作側の心構え。
…んーこれってどうなの?期待してイイのかなぁ?

都内某所

2006年09月02日 | Weblog
都心の某所にある歴史的建造物。昭和史の中で少なくとも2度、特筆すべき出来事の舞台になった場所。手続きさえ取れば誰でも見学出来るが一般的では無いかもしれない。写真は多分日本で一番有名なバルコニーを下から見上げて撮ったモノ。このバルコニーに出ることが出来る2階の例の部屋に入ったときは本当に背筋がぞくぞくとした。
元の場所から一旦解体され復元されているので全てが当時のままというわけではないだろうが、「関の孫六」で附けた刀傷が三箇所窓枠に残っていた。
思ったより狭い部屋だったのが印象深い。彼の人の私兵はオモチャの兵隊と当時嘲られたが最後のパフォーマンスの場所も彼の人の華麗な人生の終演にしては少々、小さすぎる気がした。格物至知というか資料を読むだけでは判らなかった雰囲気というものを感じることが出来た貴重な経験になった。

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」

2006年09月01日 | Weblog
作品あらすじ
西暦2034年。難民蜂起事件から2年が経過していた。新人20名を増強した新生公安9課に新たな事件が舞い込んできた。梵の刺青を入れた13人のテロリストの連続自殺事件に絡む空港人質立て篭もり事件の鎮圧だ。結果、公安9課に追い詰められた立て篭もり犯は「傀儡廻が来る」と言い残し自ら命を絶ってしまった。時を同じくして数々の難事件が同時に多発していく・・・その影に潜む超ウィザード級ハッカー「傀儡廻」の存在。
新生9課の前に次から次へと立ちはだかる難事件すべてが芸術的にリンクしていく。「傀儡廻」とは?バトーと草薙は?「傀儡廻」と草薙の関係は?すべての事件の犯人は?そして結末は?謎が謎を呼ぶSolid State Society。
・・・といこうことで
11月発売予定のDVDの予約もしたがやっぱり早く観たくて、この作品のためだけに1年半ぶりにスカパーに契約復帰した。早速、本日、早朝の初回を視聴した。当然、録画禁止コードが掛かっているが、昔からの実に安価のやり方で○○して置いた。DVDが手に入るまでこれでOK。いやしかし期待以上の出来栄えだった。まだ1回観ただけだが、頭の中で反芻すれにつけ実に今日的なテーマが105分の決して長いとはいえない尺の中に手際よく提示されている作品。2ndGIGからの難民問題をさらに発展しつつ、税制の観点から未来の少子高齢化社会における富の再配分というのが本作品のキモになっている。厚生労働省の推薦貰っていい内容が含まれている。以前国会でこの攻殻機動隊をある議員が取り上げた議事録を読んだことがあるが、このSSSも相続税改正の参考になるかな?キフ老人(=貴腐or寄付)とは言い得て妙な設定だ。「傀儡廻」は結局クゼだろうと思いつつも原作の人形使いがベースであるなら素子と一部人格融合したかもしれないかつてクゼと呼ばれた男のゴーストであるようなないようなそんな曖昧な形で終えているのも中々イイ。一番盛り上がった場面は傀儡廻に電脳ハックされたトグサが拳銃自殺を図るところでこのシーンのバトーの仕草にぐっとキタ。最初の方の窓際族になりかけているバトー、鈴木宗男と中曽根と石原慎太郎をミックスしたような黒幕政治家、タチコマの再登場等、とにかく1回観たただけじゃ消化しきれないぐらい見所満載なんで週末にじっくり観ようと思う。神山監督もインタビューで答えていたが、またしばらく経って形はどうあれ再びこの作品が世に登場する期待感をもって今回はエンディングを迎えてファンとしては将来に楽しみが増えた。そういう意味でもとても良い作品。