ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン=パリゾ /ACブルゴーニ・キュベ・プレステージュ2005

2006年08月31日 | ワイン
アンリ=ジャイエの教えを請うた一人が作るワイン。でもジャイエのワインを飲んだことないのでよう判らん。室温が高すぎたので味がボケていた。夜中に少し冷えたのを飲んだが寝ぼけててよく判らなかった。香りは高いが少々タニックで飲むには早過ぎた感じ。

UDON/ラフ/バブルへGO

2006年08月26日 | Weblog
本広監督が故郷を舞台に撮った映画ということで期待して観に行ったが、
ちょっと残念な出来だった。小ネタ満載なのはイイのだが全体としてこういう方向性のシナリオはあまり面白くなかった。どうせパクリでヤルのならブレードランナーもどきのCGなんか金掛けてヤラズに素直に伊丹十三のタンポポをパックッた薀蓄映画のほうが面白かっただろうに。イマイチさぬきうどんの奥の深さが画面から伝わってこない。なんでも
カントクは麺食っただけで店名を当てれるぐらいにうどんオタクらしいからそういうマニアックな作りを全面に出した方が一般ウケしたように思う。
オマケで「ラフ」も観た。実にツマラン映画,本年最低の評価。まるで長澤まさみのハイレグ競泳水着のサービスカット満載のPV、ただそれだけの価値。2時間無駄に費やした。それよりも予告で流れたホイチョイプロが久しぶり撮った「バブルへGO」という映画がおもしろそうな感じ。公開は来年みたいだがいまから楽しみ。ただ主演が広末涼子というのが引っ掛るが…

シモン・ビーズ/ACブルゴーニュ・シャルドネ2004

2006年08月24日 | ワイン
今年度からラベルが一新された。作りにも変化があったらしい。正直ビーズの白にあまり感心したころがなかったがこれはとても良い。色合いは薄いグリーンがかったクリアなイエロ。香りには適度な樽香のなかにピーチっぽいニュアンスがある。口に含むと
マロンのような甘味と少々の苦味が感じられ、余韻は決して長くは続かないが
2千円弱の価格を考えるととてもコストパフォーマンスが高い1品。
もっと買えば良かったと後悔。

紙屋悦子の青春

2006年08月21日 | Weblog
黒木監督の遺作で深夜にこの映画の特集していたのを観た。お別れの会みたいな場に本上まなみが殆どすっぴんで出ていた。なんでこういうところに本上まなみがいるのだろうかと思っていたら、インタビューがあってこの映画の出演者の一人だった。前から本上ファンだし、去年NHKで本人を真近でみて益々ファンになったから(但し人妻だし最近妊娠したというちょっとムカツクニュースが流れたけど)これは見に行こうと思った。特に深く予備知識を入れることもなく観た。最初は本上が他の共演者二人(主演の原田知世と小林薫)に比べ方言のセリフ廻しも拙いなぁとおもいつつ観てたが、場面が進むにつれ段々馴染んでいくような気がして、終わった後は本上まなみを含めて実に良い映画だった。シナリオ順に撮ってるかどうかは判らないが、小林薫と本上まなみ夫婦のぎこちない会話が最初は演出でなく本当にぎこちない感じなのだが途中からそのぎこちなさを演じているところが自然と伝わってきて妹の悦子を含めた3人の微妙な距離感が観ているこちらにも3人の語られない過去についてあれこれ想像させる。この映画は一部、短い現代の場面以外はカメラが紙屋家から外に出ず。会話だけで2時間弱繋ぐ映画だがシナリオが大変良く出来ていてこちらを飽きさせない。結末は最初からわかっているお話なのだがたとえ判っていても何かグッと胸に迫るものがある。あとで知ったが元々舞台では何度か上演されているらしい。なるほどと思った。機会あれば舞台もみてみたい。さっそく黒木監督の最後の3部作「美しい島/キリシマ」「父と暮らせば」をレンタルした。週末にでも観ることにしよう。

スーパーマンリターンズ

2006年08月19日 | Weblog
多分、幼少の頃映画館で初めて観たハリウッド映画がこのスーパーマン。そういう意味で思い入れが有る。ジョンウイリアムズのテーマ音楽はSTARWARSのよりスキかも。今回もテーマ音楽は変わらず。なんだかわくわくしてくる。内容はちょっと(いやかなり)不満。最近のNEWSで制作費に金が掛かりすぎて資金回収がむずかしく続編の製作は困難かもという記事があったが、なんとか第2作目も観たい。今度はもう少し脚本をよく練って欲しい。あれじゃスーパーマンが超能力を使った単なるストーカーじゃないかよ!!

ユナイテッド93

2006年08月19日 | Weblog
飛行機に乗る前には見たくなかったので帰京してから観に言ったが、映画館に行く前に
宴会があったのでかなり飲んでしまいで映画が始まった途端寝てしまった。でもなんだか
眠っていても音だけですごい迫力の有る映画だということは判った。でも目が覚めたときはエンドロールタイトルが流れていた….今日もう一度見に行こう。
……ということで再びチケット購入。スーパーマンとの2本立てで連続鑑賞。
昨晩は寝てしまってスミマセンと謝りたい。いろいろな意見もあるでしょうが
ドキュメンタリーの手法を用いた映像の緊迫感に圧倒された。よって感動したときの御約束として帰りにパンフと原作本を購入。パンフは観るべきところはなかったが映画の出来に免じてヨシとしよう。
あの日リアルタイムでCNNのニュースを観ていた事を思い出す。最初はスゴイ事故だなぁと思っていたが、2機目が突っ込むのをみてこれはまちがいなくテロだとなんだか興奮した。その後ペンタゴンが攻撃されているとの続報があったときにはこれはこのまま戦争になるのではとビビッた。最近9・11テロはアメリカの自作自演という相変わらずの陰謀説があるらしいがちょっと往き過ぎてるように思う。

一期一会/Once-in-a-lifetime chance

2006年08月19日 | Weblog
幾度となく会っても名前を覚えれないときもあれば初対面のときから
つよく惹かれる人に会うときも有る。そう言う場合、見た目もさりながらどちらかというと言葉や立ち居振舞いに魅力を感じているのだろう。御互いのことをあまり深く知らなくても何年も会ってなくても、顔を合わした瞬間、時間の経過を忘れてしまい、おととい
会ったばかりのような錯覚に落ちる。
一期一会の関係という意味合いとちょっと違うが、そういう出会いはそう多くは経験できない。ワインとの関係も似ている。印象深いワインの味は目を瞑ってそのワインを飲んだ状況を思い描けば自然と口中や鼻腔にまざまざとその味が蘇る。舌の記憶は色あせない。川端康成の「雪国」に好きな場面があって主人公の島村が左手の人差し指を眺めながらその触感で過去を辿る場面が冒頭にあるが、なんかエロくてなまなましいが人の記憶は頭の中ではなく匂いや皮膚感覚でより深く裏打ちされているのだろう。
2006年の夏のおもいでは森永マミーと共に記憶に残ることになるのかもしれない…

オシメ(ム)ジャパン発進!!日本代表VSトリニダード・トバゴ

2006年08月09日 | Weblog
W杯の悪夢からの再出発の初戦。国立はほぼ満員。サポーターの応援も気合が違っていた。川渕批判の垂れ幕が目立っていたがTVは映さなかっただろう。
まだまだろくな練習してないにも関わらず前半は攻守共よくまとまっていた。
ひさしぶりに声をだして観客席で応援できた。山瀬や長谷部のプレーには満足できないが
今後、松井や阿部が加わってくれば更に良くなりそうな予感ができる試合だった。でもジーコJAPANを超えるのにはまだまだ時間が掛かりそう。でももう中村、小野、小笠原、宮本はイラナイね。

アレクサンドル・ソクーロフ/「太陽」

2006年08月05日 | Weblog
随分前から話題になっていた作品。公開初日に出かけたら、めざましTVが取り上げたせいか多分銀座シネパトス開館以来の客の入りになるのではというくらい朝ッぱらからヒトヒトだらけ。1回目を観ようといったのに、もう立ち見しかないといわれやむなく二回目を予約。随分時間あるので築地の方へ銀ブラ、久しぶりに築地布恒でもいくかとおもったが途中コンビニで読んだ最新の「dancyu」でみた店へいった。大したことなかったので店の名前は記さない。ビールと冷やを一杯飲って丁度イイ気分で映画館に戻ったら余計人が増えていた。プレスの姿もチラホラ。
映画のほうは最初の方はアルコールが効いて半分寝てたが、別に右翼も左翼も騒ぐような
内容ではない。映像がナカナカ綺麗だった。まぁ昭和天皇をカリカチュアしたおとぎ話みたいなモノ。昭和天皇のことを知らない内外の人がイッセー尾形版、昭和天皇を観れば
本当にあんな人だと勘違いしやしないかだけ心配。あれじゃ痴呆性ぼけ老人の1歩手前
だ。まぁ脚本家はよく勉強していて「昭和天皇独白録」から引用が多く使われていた。
マッカーサーが全然似てなくて、ドラマのクライマックスのマッカーサー=昭和天皇の
場面に厚みがなくて残念。でも充分見る価値はあると思う。でも上映はいまのところ全国で銀座と愛知の2箇所のみ。いくらなんでも少なすぎやしないか。KAMEDAの茶番劇に大枚はたく奴らこそ見ろ。