自民党の大勝を受けて小泉首相の独裁化がさも進む事を危惧する記事等を目にする事があります。 確かにヒトラーは民主的と言われるワイマール憲法下で政権を取って法律を変えていって独裁を敷きました。 これと今の日本の現状を一緒にするというのはあまりにも見識が無いと言われても仕方が無いでしょう。
塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでいると、ローマが共和制から帝政に変わったのは共和制では環境の変化に追いついていかない(具体的には素早い判断が出来ない)からと思われます。 そしてそれをローマ市民が支持し元老院までも認めた、ということみたいです。 元老院を国会、皇帝を内閣とみると今回の選挙で内閣に大権が渡ったと考えると、素直に対応が理解出来ます。 今は国家存亡の緊急事態なのです。 そうすると従来の自民党の権力の2重化なんてことをやってる余裕もなく、やるべき人がやるべき事を素早くやる時期ということです。 そう考えると、首相の大統領化も国民の賢い選択と言えなくもない訳で、新聞にあったように「衆愚政治」と全く反対と言えるわけです。 新聞ももう少し国民を信じていいと思うのですが、どこかに「自分たちが導いてやる」という意識があるのでしょうか?
塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでいると、ローマが共和制から帝政に変わったのは共和制では環境の変化に追いついていかない(具体的には素早い判断が出来ない)からと思われます。 そしてそれをローマ市民が支持し元老院までも認めた、ということみたいです。 元老院を国会、皇帝を内閣とみると今回の選挙で内閣に大権が渡ったと考えると、素直に対応が理解出来ます。 今は国家存亡の緊急事態なのです。 そうすると従来の自民党の権力の2重化なんてことをやってる余裕もなく、やるべき人がやるべき事を素早くやる時期ということです。 そう考えると、首相の大統領化も国民の賢い選択と言えなくもない訳で、新聞にあったように「衆愚政治」と全く反対と言えるわけです。 新聞ももう少し国民を信じていいと思うのですが、どこかに「自分たちが導いてやる」という意識があるのでしょうか?