アイソン彗星、消滅 太陽接近で蒸発か NASA発表(産経新聞) - goo ニュース
【ワシントン=小雲規生】昨年9月に発見され、「世紀の彗星(すいせい)」になると注目を集めたアイソン彗星が日本時間29日未明、太陽に最接近した際に崩壊し、蒸発したとみられることが分かった。米航空宇宙局(NASA)が28日、「アイソン彗星は(太陽に最も近づく)近日点に到達する前に崩壊し、蒸発したと考えられる」と説明した。無事通過すれば、来週半ばから夜明け前に、長い尾を持った彗星として肉眼でも見えるようになると期待されていた。
ロイター通信によると、アイソン彗星は28日午後1時37分(日本時間29日午前3時37分)に太陽から約120万キロまで近づいたが、その後、観測できなくなった。彗星の本体は主成分が氷で、表面に砂などが付いた「汚れた雪だるま」ともいわれるが、太陽に最接近した際に温度は2760度まで上昇。中心部の氷だけでなく、ちりも蒸発してしまったとみられている。
NASAは、太陽接近の前後に人工衛星で観測する態勢を取っていたが、予想される軌道に姿を見せなかったため最接近前に崩壊したと判断した。今後はこれまでの観測データを研究に活用するとしている。アイソン彗星は昨年9月に発見。太陽の直径より短い約117万キロの距離まで太陽に接近するとされていた。
最近、星空の観測から遠ざかっていたが、久しぶりに双眼鏡を出し期待していただけに、アイソン彗星の消滅はショックである。
20数年前、「ハレー彗星」を観測する為に九十九里海岸に通いつめ、夜明け前の数分だけ東の空低くに見えた時の感激は今でも忘れられない。
12月のふたご座流星群は、月明りで条件は良くないようだが、今年は数年ぶりに観測しようかと思っているのだが・・・
【ワシントン=小雲規生】昨年9月に発見され、「世紀の彗星(すいせい)」になると注目を集めたアイソン彗星が日本時間29日未明、太陽に最接近した際に崩壊し、蒸発したとみられることが分かった。米航空宇宙局(NASA)が28日、「アイソン彗星は(太陽に最も近づく)近日点に到達する前に崩壊し、蒸発したと考えられる」と説明した。無事通過すれば、来週半ばから夜明け前に、長い尾を持った彗星として肉眼でも見えるようになると期待されていた。
ロイター通信によると、アイソン彗星は28日午後1時37分(日本時間29日午前3時37分)に太陽から約120万キロまで近づいたが、その後、観測できなくなった。彗星の本体は主成分が氷で、表面に砂などが付いた「汚れた雪だるま」ともいわれるが、太陽に最接近した際に温度は2760度まで上昇。中心部の氷だけでなく、ちりも蒸発してしまったとみられている。
NASAは、太陽接近の前後に人工衛星で観測する態勢を取っていたが、予想される軌道に姿を見せなかったため最接近前に崩壊したと判断した。今後はこれまでの観測データを研究に活用するとしている。アイソン彗星は昨年9月に発見。太陽の直径より短い約117万キロの距離まで太陽に接近するとされていた。
最近、星空の観測から遠ざかっていたが、久しぶりに双眼鏡を出し期待していただけに、アイソン彗星の消滅はショックである。
20数年前、「ハレー彗星」を観測する為に九十九里海岸に通いつめ、夜明け前の数分だけ東の空低くに見えた時の感激は今でも忘れられない。
12月のふたご座流星群は、月明りで条件は良くないようだが、今年は数年ぶりに観測しようかと思っているのだが・・・