葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

甲子園への道

2006年07月28日 17時23分22秒 | 日記 ・ 雑記録
88回を数える甲子園を目指す県予選の戦いは準決勝を迎えた。
第1試合は、下関工業 vs 多々良高校。
第2試合は、下関商業 vs 南陽工業。
試合の結果によっては下関同士の決勝戦かと思ったが、そんなに甘いものじゃない。

まず、第1試合で下関工業が負けた。
近くの高校だから勝たせたかったが、多々良の方が勝ちたい気持ちが勝っていた。
多々良は最近はサッカーで注目を集める学校だが、
放漫な管理で経営が破綻し、身売りして、来春からは校名が変わる高校だ。
慣れ親しんだ校名で、最後を飾るのも良かろう。

続く第2試合では、下関商業が、負けた。
下関商業、シモショウ といえば、伝統の胸の 「S」 のマークで親しまれ、
山口県の高校野球を代表する学校だ。
私が高校生の頃、好投手・池永を擁して甲子園を沸かせ、
私なんぞは、母校の校歌を覚えるよりも先に シモショウの校歌 を覚えたものだ。
今年のシモショウは、準々決勝をTVで見て、
なんと、点を取るのが下手くそなチームだと思って観ていたが、
一晩では、上手くなるはずもなかった。

かくして、今年の夏は地元チームの出場ナシで甲子園を観ることになる。
ま、今に始まったことじゃない。

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