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■ 「チュン太郎」 「チュン子」 「チュンちゃん」 。
葡萄舎に集まるすゞめたちの呼称だ。
私には雄雌の区別はつかないし、顔はみんな似ているから、そのときの気分で使い分ける。
最近では残ったご飯ではなく、すゞめが食べる量を計算に入れてご飯を炊くから
断じて残飯ではないのだが、
「このご飯、チュンちゃんに持っていくゾ」 といった使い方だ。
昨夕は、量が多すぎたのか、餌皿に残したらしい。
餌皿といっても、梅雨に入ってからは水切りを考えて竹かごの皿に代えたから過保護だ。
餌皿の位置も軒下に移動した。 いよいよ過保護だ。
夜通しの雨は強かったのだろう。 ご飯粒をそこらじゅうに散乱させていた。
が、その様を今朝見た私には、それが我慢できない。
(私は心の狭い人間、なのだ)
これ見よがしに、竹かごの皿にこびりついたご飯粒を地面に叩きつけてふるい落とした。
葡萄舎や、ご近所の軒先ではすゞめたちが餌を待って見守っている。
だから、言い放った。
「きれいに片付けるまで、餌をやらないッ!」
小一時間して葡萄舎に戻ると、
餌皿の周辺に散乱したご飯粒も、地面にふるい落としたご飯粒もきれいになっている。
私も機嫌を直して、今朝の餌を置いた。
すると、親分格のすゞめが舞い降りてきて、言った。
「どうも、チュンませんでした」
(最後までお読みいただいてありがとうございます。 終りの部分だけ創作です)
■ 今夕は、下関在住の長門 ・ 大津の同期生10人が集まる。
北海道を旅行中の私にケータイをかけてきた女性宅でBBQだ。
私は、箸休めに 「雲白肉片」 を造って持参する。
同期の仲間はいい。 同郷の仲間はいい。
そういえば、我が家の墓は、期せずして、北北東を向いている。
長門 ・ 大津の方角だ。
ここまで書いて、
下関から北北東の方角に長門があるか正確を期すために地図を開いた。
確かに、北北東の方角に間違いはない。
驚いた事に、その延長線上に北海道がある!
もっと驚いた事に、
その延長線は積丹半島をかすめ、その先には、
長門の仙崎港と 「青灯台の縁(えにし)」 で結ばれた北海道の留萌港がある!
見落としそうな留萌港の青灯台の記念碑を、私は、訪れるべくして訪れたのだ!
『偶然で、かつ必然であることを運命という』 と書いたのは亀井勝一郎だったっけ。
関連記事
風の旅日記 「縁(えにし) の灯台」
葡萄舎だより 「仙崎港 ・ 留萌港 ・ 青灯台」
葡萄舎だより 「仙崎港 幻の青灯台」
葡萄舎に集まるすゞめたちの呼称だ。
私には雄雌の区別はつかないし、顔はみんな似ているから、そのときの気分で使い分ける。
最近では残ったご飯ではなく、すゞめが食べる量を計算に入れてご飯を炊くから
断じて残飯ではないのだが、
「このご飯、チュンちゃんに持っていくゾ」 といった使い方だ。
昨夕は、量が多すぎたのか、餌皿に残したらしい。
餌皿といっても、梅雨に入ってからは水切りを考えて竹かごの皿に代えたから過保護だ。
餌皿の位置も軒下に移動した。 いよいよ過保護だ。
夜通しの雨は強かったのだろう。 ご飯粒をそこらじゅうに散乱させていた。
が、その様を今朝見た私には、それが我慢できない。
(私は心の狭い人間、なのだ)
これ見よがしに、竹かごの皿にこびりついたご飯粒を地面に叩きつけてふるい落とした。
葡萄舎や、ご近所の軒先ではすゞめたちが餌を待って見守っている。
だから、言い放った。
「きれいに片付けるまで、餌をやらないッ!」
小一時間して葡萄舎に戻ると、
餌皿の周辺に散乱したご飯粒も、地面にふるい落としたご飯粒もきれいになっている。
私も機嫌を直して、今朝の餌を置いた。
すると、親分格のすゞめが舞い降りてきて、言った。
「どうも、チュンませんでした」
(最後までお読みいただいてありがとうございます。 終りの部分だけ創作です)
■ 今夕は、下関在住の長門 ・ 大津の同期生10人が集まる。
北海道を旅行中の私にケータイをかけてきた女性宅でBBQだ。
私は、箸休めに 「雲白肉片」 を造って持参する。
同期の仲間はいい。 同郷の仲間はいい。
そういえば、我が家の墓は、期せずして、北北東を向いている。
長門 ・ 大津の方角だ。
ここまで書いて、
下関から北北東の方角に長門があるか正確を期すために地図を開いた。
確かに、北北東の方角に間違いはない。
驚いた事に、その延長線上に北海道がある!
もっと驚いた事に、
その延長線は積丹半島をかすめ、その先には、
長門の仙崎港と 「青灯台の縁(えにし)」 で結ばれた北海道の留萌港がある!
見落としそうな留萌港の青灯台の記念碑を、私は、訪れるべくして訪れたのだ!
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ただ、1年以上、毎日欠かさず餌を運び続ける私を識別しているらしくて、私を見て飛び立つときは 「餌が来た」 と小躍りしているように見えます (思い込みです)。
餌皿は軒下に置いていますが、すゞめを観察するときはレースのカーテン越しです。いろんなしぐさが面白いですよ。
アンちゃんさんのお近くに自然が多いなら、是非、目を凝らしてみてください。結構、なにやかやが動いていますよ。