葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

長州地鶏

2006年12月20日 10時22分56秒 | 日記 ・ 雑記録
郷里 (長門市) の友人から小包が届いた。
深川養鶏組合の赤地鶏のちゃんこ鍋セット。 家人と食して、そりゃぁ美味かった。
ところでこの <深川> 、
キーボードで地名の読み方どおりに <ふかわ> と打っても駄目で、
<ふかがわ> と打たなければ <深川> と表記されない。

かつて、小選挙区・山口4区は2市7町で構成されていた。
下関から郷里に向かうには最短ルートで2町を跨ぎ、
日本海沿いを灯台を見ながら行くには4町を縦断し横断しなければならなかった。
今では下関市の隣が長門市だ。

合併前の長門市は、1市(長門)3町(三隅、日置、油谷)に分割されていて、
更にそれ以前、
長門市は、通、仙崎、深川、渋木、俵山の5つの町村が合併して発足した。
山口県の北浦地区を一くくりにして大津郡という。
毛利藩政の宰判制度ではでは先大津と前大津に区分されていたが。
前世の名残で、私の母校は大津高校であり、深川中学だ。

長門市の一地域名の <深川> を冠した <深川養鶏> は、活発に事業を展開している。
その一つが <長州地鶏> だ。
引き締まった肉は、美味い鶏肉としての要素を全て備えている。
美味い鶏肉がふんだんにあるからかどうかは知らないが、
長門市は人口に比して <焼き鳥屋> の数が日本一、だそうだ。

自称、他称、僭称で日本一を名乗るケースは数多く、
福島県の川俣町も焼き鳥日本一を名乗っているらしい。
先般、川俣町の代表が長門市に乗り込んできて、日本一を競ったという。
長い竹串に、どちらが長い焼き鳥を作るかの勝負をしたという。
1mの差で長門氏が勝った、らしい。
埼玉の東松山市から、全国焼き鳥連絡協議会が審判に来た、というから長閑なものだ。

この記事をご覧の方が、いつかどこかで <深川養鶏の長州地鶏> を見かけたら、
是非、一度ご試食あれ。

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