葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

久保竜彦のご両親

2006年05月16日 19時48分38秒 | 日記 ・ 雑記録
W杯のメンバーが決まった。
ジーコの人選を信じるしかないが、現状で考えられる最善のチームだろう。
各メディアはギャンブルの予想まがいに、◎や○、△をつけて前人気をあおっていたが、
順当と言える人選だろう。

サッカーも、ラグビーも、(バレーも)、
ナショナルチームには、ほとんどが目ぼしい、納得のいく選手で固められる。
余り強くないから、ドリームチームと言えるかどうかは疑問だが‥‥。
(特にサッカーは) W杯の代表になるために全てをなげうってきた悲壮感がある。
選ばれることが誇りで、誉れで、夢なのだろう。
選ばれることが (一部の選手には) 迷惑な野球とは大違いだ。
松井も、井口も、金本も、サッカー界に身を置いていたら気楽だったろうに。

それにしても、W杯の代表メンバー発表にマスコミの過剰な騒ぎようは何だ。
TVに映りたがっている人が多いのだろうが、
母校や父親の会社にTVカメラを持ち込むことはない。
中には映りたくない人もいよう。
久保竜彦に、落選の弁を語らせるのは仕方ないにしても、
純朴そうな久保のご両親が、落胆と悲哀のどん底に突き落とされているのを
執拗にカメラで追い続ける権利があるのだろうか。

久保のご両親も、止む無く会場の最前列に座らされたのだろうが
痛々しくて、見るに忍びなかった。
それとも、落選は全くの想定外だったのか。
万歳をするのが当然のつもりで座っていらしたのだろうか。
会場に着席するときの素振りからは、とても、そのようには思えないのだが。
インタヴューに答える久保竜彦も良かった。 辛かったろう。

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