或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

退職の申し出は気が重かったけど

2019年04月22日 | 2019
まず退職事由をどうするかじっくり考えた。

職場の人間関係がキツイからなんて口が裂けても言えないから、なんとか勇気をもらえるサイトを見つけて本当にそこにアドバイスがある通りに実行した。会話イメージまで書いてくれていたので、数日かけてそう言い出すイメージトレーニングすらした。

正直なところ、これまで覚えたことを全部捨てるのは惜しい。周囲ももったいないから同じ業種で同じ職種を探したら?と進言してくれた。でももう懲りたので元通り自分が今まで経験してきた一般事務の世界に戻りたかった。

職場を変わりたい、同業種には行かない、ここに不満はない、皆さんが自身の専門性を活かしているように自分も自身の専門性を活かそうと思っている、とした。

上司は驚いていたが、異業種に行くなら異業種のことはわからないから特に問題なしという感じだった。「今週面接なの?うまく行くといいですね」と応援の言葉さえくれた。「有給休暇も全部承認するから貰えるものは貰っていくといいです」とまで言ってくれて、悩みに悩んだ期間が嘘のように一気にことは動いた。

転職を言い出すのはタイミングも重要だし覚悟も要るし、そのストレスで「大それたことできない。このままでいいや。」と踏み切れず、じっと耐えてきた。

でも耐えることに人生を使うのにも疲れたとき一気に心が動いた。最初はウェブで求人を検索しいくつもの求人サイトを巡回し、そのうちバランスがいいと思った業者のこれまでに使ったことがなかった求人アプリをあえてダウンロードし、条件を入力して検索したら家から近くパートで週数回出勤で良いというものがすぐにヒットした。いま自分にチャンスが回ってきてる、そう思った。だから電話連絡して面接の日が決まり、いよいよ辞めたいと上司に伝える時が来たと思った。

長縄跳びの縄が目の前で回っているとき、怯えて二の足を踏めばずっと入れないように、チャンスが来たと思ったら怖くても飛び出すしかない。縄が顔に当たるかもしれないし、足に当たるかもしれない。だけど飛び出した自分の変わりたいと思った強い気持ち。新しい職場への不安は尽きない。でも、今いる職場でどんなトラブルが起きても冷静に「あと何回出勤したら離れられる」と思うと責任を持って対処できる。どんな嫌味にも耐えられている。

まだ出勤は残っている。最後の最後まで嫌なことはあるかもしれない。でも乗り切る、やり過ごす、ぞ。
大丈夫、きっと切り抜けられる。
自分で自分に言ってみる。

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