或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

救いの神現る

2006年08月20日 | ハンガリー(日常)
6月20日に始まった上階の工事は続き、甲高い機材音が鳴り止まない。
我が部屋のオーナーに頼んで、上階のオーナーと連絡をとり、終了
予定を聞いてもらうと7月末には終わるということだったのに今や
2ヶ月が過ぎた。

オーナーを通してクレームをつけたものの、一日中やっても終わらない
工事を一日数時間に限定させたら、この先どれほどかかるやら。また、
相手オーナーのいいつけが守られる作業になるとも思えない。そんなわけで
聞いていた期日を過ぎても続く工事にひたすら耐えて来た。

それが先週金曜、ちょうど外出する所だった私が門に出ると見知らぬ
男性が苛立つように全ての表札の呼び出しボタンを押していた。

つたないハンガリー語で「なにしてるのですか?」ときけば
「あれ、うるさくないのか?」と上階を指差す。英語もわかるというので
「私も嫌です」と答えると「どうして何も言わないのか?」という。

不意の会話に自室のオーナーとのやりとりは英語やハンガリー語に
訳すには長すぎる話になってしまう。モゴモゴしてる私にしびれて
更にアパート中のインターホンを押しつづけ、とうとう応答に出た
隣室のハンガリー人住人にあとをまかせてBabyの検診に急いだ。

そのときの短い会話で分かったのは、彼は通りを挟んで向かいに建つ
アパートに住んでいること、こちらのアパートで延々続く工事音に
なぜ誰も抗議しないのかと憤っていることだった。

あれからどうなったのだろう?知的な話し方の男性だったけど我慢の限界
に達しているようで、黙って引き下がるつもりはなさそうだった。

ついにハンガリー人の間でクレームが出た!これは救いの神になったに
違いないと直感している。気の向くまま、ズルズルと続いてきた工事は
メリハリがついたのかもしれない。実際、先週末から工事音が少ない。
今日も騒音がしたのは数時間のみ。

おかげでbabyも良く眠れるように。うれしい。オジサン偉い!

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