ますぶちStyle/宝石箱の片隅

ジュエリーや宝石、真珠を中心に、ジュエリー・ビジネス、歴史まで幅広く書いていきます。是非ご一読下さい。

『ジュエリーを読む(四方山話) 第7回/アール・デコ』

2023年03月29日 | 日記

思いつくまま、取り留めのない

ジュエリーにまつわる話あれこれ

 

『ジュエリーを読む(四方山話)

第7回/アール・デコ』

 

 

 

ジュエリーの用語は知っているけれど、

どうしてそのようなジュエリーが、その時代に出てきたのかという

要因、必然性については意外と本には書かれていません。

例えばアール・デコですが

1925年のパリで開催された

現代産業芸術国際博覧会

(Exposition international des arts decoratifs et industriels modernes)

から取っています。

しかしアール・デコが何故あのような表現形態になったのか

ということになる良く判らない。

判らないのは私だけかも知れませんが・・・。

*これを読んでご質問・ご感想など Jewellerystory_0512@yahoo.co.jp までお気軽にコメントお寄せください。必ずご返信いたします。


AZClubジュエリーの歴史研究 定例ゼミ『真珠とその時代』(9)

2023年03月29日 | 日記

AZClubジュエリーの歴史研究

定例ゼミ『真珠とその時代』(9)


ZoomによるOnlineゼミ=2023年4月25日(火)19:00〜21:00
定員7名。参加料2500円
*今回のゼミは素材を中心に真珠の歴史を紐解きます。
*AZClubジュエリーの歴史研究ゼミはJewellerystory_0512@yahoo.jo.jp までお申込み下さい。またジュエリーについてご意見、ご質問を承っております。お気軽にお寄せください。


 

◎ 
歴史上最も有名な真珠の一つです。
現在も現役で、
クリスティーズのオークションで競り落とされてから
誰かの所有物になっているはずです。
もしかしたらそのうちにオークションに登場してくるか
はたまたどこかの美術館に展示されるかも知れません。
私がこのネックレスを観たのは
クリスティーズのプレヴューが東京で行われた時です。
有名な真珠はネックレスではなく、ぶら下がった一粒の真珠です。
「ペリグリナ」といいますが、実は二つ存在していました。
詳しくは共著「真珠の知識と販売技術」163-164ページをご覧あれ。
この真珠は1550年代にパナマ付近で採取され
スペインのフェリペ2世から
チューダー朝のヘンリー8世の娘メアリーの結婚祝いに。
その後幾多の歴史を経て
1963年にリチャード・バートンが
エリザベス・テーラーに贈ったのです。
そして2011年にエリザベス・テーラーの元を離れたのです。
ネックレスの細工部分はかの有名なJARの手になるもので
これも一見の価値ありです。