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だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

倚天屠龍記 第1集~3集

2011-12-06 01:21:19 | 武侠ドラマ

2009年/中国
原作:金庸
プロデューサー:ジャン・ジージョン
監督:チャオ・ジェン
出演:ダン・チャオ、ザン・ジンシェン、ユーチェンフイなど

    * * * * * * * *

第1集のあらすじ
少林寺の少年修行僧・張君宝は鳳凰の形をした鳥の群れを見つけ追いかける。
追いかけた先には崑崙三聖の何足道が居て、張君宝を追いかけてきた師・覚遠
に勝負を持ちかける。張君宝の助太刀もあって何足道を退けたが、何足道は
「経典は皿の中にある」と謎の言葉を残して去る。
そこへ少林寺の僧達が駆けつけ、禁じられている武術を習得した張君宝を
捕えて処刑しようとするが、覚遠が張君宝を担いで少林寺から逃亡する・・・。
そして数十年後、長じた張君宝は張三宝と名を変え、武当山を開き武当派を
率いる掌門として90歳の誕生日を迎えようとしていた。
張三宝の3番弟子・兪岱巌が師匠の誕生日を祝うために江南から武当山へ
向けて旅路を急いでいたが、屠龍刀を巡る海沙派と天鷹教との争いに巻き込
まれ重傷を負ってしまう。天鷹教の殷素素は武当派との争いは避けるべきと
考え、龍門ヒョウ局に兪岱巌の移送を依頼する。
しかし龍門ヒョウ局は武当山のふもとで武当派を名乗る偽物に兪岱巌を渡して
しまう。
その頃、武当山では兪岱巌の到着が遅いのを待ちきれない5番弟子の張翠山は
師の許可を得て、兪岱巌を迎えに山を下る・・・。


第2集のあらすじ
兪岱巌の四肢を回復不能までに痛めつけた仇を見つけるために武当山を下った
張翠山は臨安の龍門ヒョウ局を訪れて真相を問いただそうとする。
しかし龍門ヒョウ局内はおびただしい死体がころがっており、何が起こったのか
理解できない張翠山の前に二人の少林寺僧が現れる。少林寺僧は張翠山が龍門
ヒョウ局の人間を殺害した犯人と決め付け襲いかかってくる。誤解を解こうと
する張翠山は防戦一方となり、危機が訪れるがそこへ何者かが暗器を投げ入れ
傷を負った少林寺僧は逃走する。その後、危機を逃れた張翠山は湖畔で琴を
奏でる女性と出会う。
その女性こそ兪岱巌を武当山まで移送するように龍門ヒョウ局に依頼した
殷素素であり、そのことを知った張翠山は礼を述べるが、殷素素が落ち度の
あった龍門ヒョウ局の人間を皆殺しにしたことや天鷹教の教主の娘であること
を知って驚愕する。
しかし兪岱巌を助けてくれたことに感謝する張翠山は殷素素の傷を治療する。
そして天鷹教が屠龍刀を手に入れたことを王盤山島で披露することを知った
張翠山は殷素素とともに島へ向かう。
島に集まった各派の面々に屠龍刀を披露する殷素素。
しかしそこに金髪の巨漢で「金毛獅王」と呼ばれる謝遜が現れる・・・。


第3集のあらすじ
殷素素から屠龍刀を奪った謝遜はその場に集まっていた面々を“獅子吼”で
殺害もしくは再起不能にしてしまい、殷素素と張翠山を捕えて船で連れ去る。
しかし嵐によって海に投げ出された張翠山・殷素素・謝遜。
張翠山と殷素素はやがて氷で覆われた火山島にたどり着き、二人はこの無人
島を冰火島と名付け、すでにお互い惹かれあっていた二人はここで夫婦となる
誓いを立てる。
その頃、中原では王盤山島での一件が問題化しており、張三宝も行方不明と
なった張翠山を探すために一番弟子・宋遠橋と二番弟子・兪蓮舟を天鷹教教主・
殷天正のもとへと遣わす。
一方、冰火島で夫婦となった張翠山と殷素素の前に謝遜が現れる。
冰火島にたどり付く前に殷素素の毒針によって失明した謝遜を二人は暖かく
迎え入れる・・・。


    * * * * * * * *

『倚天屠龍記』は『射英雄伝』『神雕侠侶』に続く、射雕三部作の完結編で
『神雕侠侶』から約100年ちかい後の元朝末期が舞台で、手に入れれば武林を
制覇できるという倚天剣と屠龍刀を巡る争奪戦に幼くして両親を失った主人公
張無忌が巻き込まれていき、やがて正邪の豪傑たちをまとめ上げ、明朝の成立
に関わっていく様を描いているもので、DVD-BOX自体は2010年10月に発売されて
おり、今年の夏ごろに購入していたものの『鹿鼎記』や『三国志』を最後まで
見終えてからにしようと寝かせておいたが『鹿鼎記』も『三国志』もあまり
面白くなくて最後までみる気がなくなったので、こちらを見て行くことに。

第1集から面白かったが、原作では郭靖・黄容夫婦の次女でおてんば娘の郭襄
が登場するのだが、ドラマではばっさりカットされているし、張三宝の少年時代
のシーンも少なかったのはちょい残念。

相変わらず江湖の人間ははやちとりや勘違いで諍いを起こしてしまうお約束の
展開で、突っ込み所も満載だが、これが武侠ドラマなんでここはこういう展開を
楽しもう。

殷素素役のワン・ユェンカー(王媛可)は結構な美形で、時折、真木よう子に
見えなくもないカットもあり、個人的にはタイプだ。

ちなみに第3集まで主人公が一切出て来ないが、金庸先生の作品には
ありがちな展開なので気にしない。

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