倚天屠龍記 第３１集～３３集

2009年／中国
原作：金庸
プロデューサー：ジャン・ジージョン
監督：チャオ・ジェン
出演：ダン・チャオ、ザン・ジンシェン、ユーチェンフイなど

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第３１集のあらすじ
行方不明になった謝遜と周シ若を探しに出た無忌と趙敏。日が暮れたので
洞窟にて休んでいると、馬の鳴き声とともに何者かがやってくるのが見受け
られたので、二人はあわてて洞窟の奥に身をひそめる。
洞窟にやってきたのは、無忌を探しに出た莫声谷と宋青書の帰りが遅いので
二人を探しにきた武当派の宋遠橋・愈蓮舟・張松渓・殷梨亭の４人だった。
趙敏と二人でいるところを見つかるのはまずいと思った無忌は洞窟の奥に
潜んでいたが、そこで莫声谷の遺体を見つけて思わず声を上げてしまう。
このままでは無忌が莫声谷を殺害したと誤解を受けるかもしれないと考えた
趙敏は自分が囮になって宋遠橋らを洞窟から引き離す。その間に無忌は莫声谷
の遺体を担いで洞窟を出て行く。一方、宋遠橋らを引きつけた趙敏だったが、
多勢に無勢、彼らの攻撃をかわしきらずに崖から転落してしまう・・・。

第３２集のあらすじ
周シ若と謝遜が丐幇に囚われたことを知った無忌は丐幇が集会を開いている
場所に単身乗り込む。そこには周シ若がいて、無忌は丐幇の面々と戦い周シ
若を救出しようとする。しかし陳友諒が周シ若を人質にしてしまい、進退窮
まった無忌は幇主の史火龍を捕えて、彼の首をへし折ろうとする。
そこへ従者を従えた黄衫の女が現れる。黄衫の女は史火龍の娘と丐幇の宝で
ある打狗棒を持参しており、幇主の史火龍はすでに死んでおり、この場にいる
史火龍は偽物であり、陳友諒と成崑の企みであることを暴露する。
そして黄衫の女は、丐幇の長老達に史火龍の娘を預けると忽然と姿を消して
しまう。姦計に嵌められていたことを知った丐幇の幹部は、無忌に謝罪し、
捕えていた韓林児を釈放する。丐幇との和解がなった無忌は周シ若と韓林児と
ともに謝遜を探す旅に出る・・・。

第３３集のあらすじ
無忌は周シ若との結婚の想いを新たにするが、周シ若は滅絶師太と張無忌とは
一緒にならないことを誓わされていた。だが周シ若は師匠との誓いを破ってまで
無忌と一緒になることを無忌に誓い、無忌には趙敏に心移りしないように約束を
迫る。しかし無忌はたまたま入った酒屋で趙敏と出会い、趙敏から想いのたけを
告白される。その場面を目撃した周シ若は狂乱してしまい、ガビ山へ単身戻って
しまい、無忌への恨みを募らせる。一方、周シ若に去られた無忌は明教幹部らと
合流する。明教の幹部らは無忌と周シ若が結婚することでガビ派との連携強化が
図られると喜び、殷天正と殷野王を武当山へ派遣し、張三豊の許しを得てから
無忌に祝言を早く挙げるように迫る。幹部らの押しにおされた無忌は、殷天正・
殷野王・張松渓らとともにガビ山へと赴く・・・。

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今回は、武当派のホープであった宋青書がダークサイドに堕ちるとともに、
『神侠侶』の楊過と小龍女の縁者と思われる楊という姓の黄衫の女性も現れて
結構面白い回だった。

宋青書は無忌が中原に戻ってこなければ順調に武当派の３代目か４代目の掌門に
なれたであろうに、周シ若への執心が過ぎてダークサイドに堕ちてしまうんだが、
その割には冷酷になりきれないあたり、育ちがいいというかボンボンで甘いなぁ
と思ってしまう。

周シ若も言ったそばから無忌が趙敏と密会してるのを目撃してしまい、こっちも
ダークサイドに堕ち、嫉妬と裏切られたことによる恨みが彼女の闇のフォースを
増してしまう結果に。

個人的には周シ若みたいなタイプは嫌やな。裏でえげつないことしてそうで。
趙敏の方が感情をストレートに出してくる分、可愛く思える。

 

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