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呉かみしばいのつどい ~紙芝居はワクワクどきどき~

子ども達と心を通わせ、共感の感性を育む
日本独自の文化、紙芝居
紙芝居の輪が広がりますように~

ふうちゃん、元気に活動中!

2023年03月27日 | ふうちゃんのそら
2023年3月27日

コロナが少し緩やかになって来ました。

満開の桜の中、ふうちゃんこと中峠房江さん(85歳)の撮影をしました。

現在のふうちゃんお元気です!
まだまだ10年はバリバリの余裕です!

体験者の紙芝居と体験を語ります。
ご依頼をお待ちしています🌈

平和をたくす紙芝居『ふうちゃんのそら 』


マリア園年長さん、最後の紙芝居会

2023年02月21日 | ふうちゃんのそら
来年度は新一年生になる年長さん。
10年前から園で紙芝居をしてるので、年長さんの中には赤ちゃんの時から紙芝居を観ている園児さんもいます。
大きくなったね〜✨✨

コロナで一年間、紙芝居の会が出来なかったのですが、
卒園前にどうしても『ふうちゃんのそら』を子ども達に観せて平和への思いを伝えたいと、
特別にご依頼いただきました。
ありがとうございます🙇‍♀️

【プログラム】
紙芝居『コンコンきつねのおにはそと』
人形劇「おさるの兄弟」
紙芝居『ふうちゃんのそら』
平和のお話し(中峠さんと担任の先生から)
年長さんからお礼、歌のプレゼント🎁(涙)







三津田高校で、平和をたくす中峠さん

2023年02月09日 | ふうちゃんのそら

2023年2月7日

広島県立呉三津田高等学校にて、

平和をたくす紙芝居『ふうちゃんのそら』を実演しました。


平和についてのフィールドワークをしている、関西の大学生5名と、三津田生5名の自主的な勉強会でした。


今回は、小学5年生の時に中峠さん演じる紙芝居を観た三津田の女子生徒さんと、中学の時に絵本をクラスの先生から読み語りをしてもらった男子学生さんの企画だそうです。

男子学生さんから「今日は、中峠さんご本人の演じられる紙芝居を観られることを、楽しみにしていました」と、、、、
中峠さんは、2015年から紙芝居を小学校で実演してきました。
その学生さん達が高校生になって、中峠さんの話を聞きたいと呼んでくださったこと、中峠さんも本当に本当に喜んでいました。

皆さん凄く真面目でメモを取り、しっかりと意見を持たれて、目がキラキラしていました。


大学生さんからは「経験を語ることは辛くないですか?今日はありがとうございます」と思いやりのあるお言葉。

学生さん達は、平和のバトンを受け取って活動されています。
ありがとうございました🙇‍♀️

#紙芝居



2020年8月16日 中国新聞記事に感謝

2020年08月16日 | ふうちゃんのそら
コロナ禍となり、紙芝居の活動も相次いで中止されています。
マスク生活も慣れて来ました。

そんな中で戦後75年を迎え、どのように呉空襲を継承していくのか取材がありました。

タイトルは
継承のかたち〜地域でたどる戦後75年〜
第四部 呉空襲と今
中峠さんの想いが大きく【子どもたちへ】と!

中峠さんは長年、自身の呉空襲体験を小さい子ども達に語りで伝えてきましたが、語りではどうしても伝えることができない当時の状況を、紙芝居という形にして残すことにこだわりました。

紙芝居は、一緒に観て、一緒に感じ、体験することの出来る日本独自の文化です。
それゆえに、当時2年生だった中峠さんが生き延びた呉空襲での体験が、子ども達の心に届きます。

〜取材の締めくくりに〜
中峠さんが上演で心掛けているのは、子どもの「向こう側」にいる若い父母や、人生経験豊富な祖父母たちをイメージすることだ。

「子ども達が家に帰って家族に戦争について尋ねてみる。大人が語る。それが平和につながる。」
子どもから広がる平和の輪に希望を託す。

中峠さんは、人形劇のあひる座の座長として50年近く活動を続けています。
「私は子どもを信じて人形劇をしている」と話されいたことを思い出しました。

子どもを信じて伝える
大人から平和を与えるのではなく

中国新聞記者の東谷和平さん、中峠さんの沢山の想いを受け取って、伝えたい想いをしっかりと記事にしてくださり、ありがとうございました。




広島県立呉宮原高校で、ふうちゃんのそら

2020年01月18日 | ふうちゃんのそら
2020年1月15日広島県立呉宮原高校の1年生200人に、「ふうちゃんのそら」を観ていただきました



呉宮原高校は『くれぼん 呉本』の作家でライターの丸古玲子さんの母校です。
丸古さんは『くれぼん 呉本』に11人の呉にゆかりのある人にインタビューし、エッセイ集としてまとめられました。
そのインタビューのトップバッターが、中峠さんことふうちゃんだったのです。

呉市出身で東京在住の丸古さんは、ふうちゃんとの出会いがきっかけで、「呉のことを知らなかった→知りたい!」と思われたそうです。
それから11人のインタビューを経て『くれぼん 呉本』誕生となったとお聞きしています。

昨年は丸古さんが高校生に授業で講演されて、そのバトンを「ふうちゃんのそら」につないでくださいました。
ご縁をいただき、ありがとうございます



200人の高校生は初めてだったので、ワクワクして挑みました。
「起立」って立ち上がったら、大き〜い、大き〜いね
圧倒されましたよ。
いつも保育所や小学校がメインなのでね。

最初に2016年にNHKで放送された「こども手話ウィークリー」を観ていただきました。
1945年の呉市が軍港であったことや、日本の中でどんな場所だったかを観てもらい、その後プロジェクターでの実演となりました。







高校生の真剣な眼差しに感動しました。
実演後、感想や質疑応答の時間でした。
たくさん質問をいただきましたが、少しご紹介します。



質 問 「防空壕には、どのくらいの時間入っていたのですか?」
中峠さん 「7月1日の夜半から2日の朝方助けられるまで防空壕に入っていたので、はっきりわかりませんが午前8時から10時くらいだったんじゃないかと思います。」

質 問  「防空壕はどれくらいの大きさだったのですか?」
中峠さん 「呉で一番大きい防空壕といわれていた和庄防空壕です入口が4箇所もあり、5箇所目は作りかけだったそうで、六千人が収容できる防空壕ということでした。皆さんが想像している映画やTVで観る何人かが入る防空壕とはイメージが違うとかと思います」

質 問  「こういうお話を聞くと、どう生きていったらいいかなぁと思うのですが、どうしたらいいか教えていただけないでしょうか?」
中峠さん 「私は朝起きたら、今日は新しい一日だと毎日思います。今日という日と同じ日はないので精一杯生きることしかないと思って、新しい一日を生きています。答えにはなっていないかもしれませんね」

時間がもっとあったらよかったと思えるくらいでした。
高校生の皆さんと先生方も校長先生も一緒に、「ふうちゃんのそら 」を観ていただきました。

絵本『ふうちゃんのそら 』を学校の図書館にと購入いただきました。
ありがとうございました

呉市を学ぶ授業、素晴らしい取り組みに参加させていただき、ありがとうございました