デュプリケートだけで育った人は、「ラブ オール」が「ニーザー バル」(両者ノンバル)になることは未だ分からないかもしれません。テニスでは「ラブ オール」は「零対零」ですが、それはポイントのこと。ブリッジの場合はゲーム・カウントが0-0。
「バルナラブル」(脆弱な)の由来は、ラバー(三番勝負)で1勝(1ゲーム取った)したほうは、後1勝で勝負終了で500点のラバーボーナスがもらえるから、ダウンのペナルティを高くしようということで、おそらくブリッジの相当昔の先祖のホイストのころから有った習慣。
花札に大場、絶場があり、麻雀に両(2)翻しばりがあるのと似ていますが、勝ってる側にだけ条件が付くのが独特。
ラバーからデュプリケート(複式)に進化したとき、ボード毎に採点するための便宜で、今のように順番に割り当ててしまったわけですが、じつはバルナラビリティの割り当て方には「シカゴ」という別の方式が有ります。
「シカゴ」は4ディール毎で勝負を打ち切るが、大事なのは、BDS1~4とバルナラビリティが違い、2ディール目がE-Wバル、3ディール目がN-Sバルになっていること。
このほうが競り合いが活発化するという。ボードでいうと#1、#6、#15、#4に相当。
あとルール上大事なのは、パートスコアは次のディールに引き継がれる。2♥を作った後1NTを作ればゲームになる。(〝ゲーム〟とは本来ビッドして作ったトリック・スコアの累算が100点に達すること。)
もとは忙しい新聞記者が記者クラブでやるために発明したが(そのため中断した場合のルールがきちんとしている!)、アメリカの連盟では割りと最近まで家庭ブリッジに推奨していました。
つくばのクラブでデュプリケートが毎週楽しめるのは幸せなことですが、ラバーやシカゴもまたそれなりの味が有って面白いものです。ラバーは家で、シカゴは職場で、随分やったもので、またやりたくなりました。
「バルナラブル」(脆弱な)の由来は、ラバー(三番勝負)で1勝(1ゲーム取った)したほうは、後1勝で勝負終了で500点のラバーボーナスがもらえるから、ダウンのペナルティを高くしようということで、おそらくブリッジの相当昔の先祖のホイストのころから有った習慣。
花札に大場、絶場があり、麻雀に両(2)翻しばりがあるのと似ていますが、勝ってる側にだけ条件が付くのが独特。
ラバーからデュプリケート(複式)に進化したとき、ボード毎に採点するための便宜で、今のように順番に割り当ててしまったわけですが、じつはバルナラビリティの割り当て方には「シカゴ」という別の方式が有ります。
「シカゴ」は4ディール毎で勝負を打ち切るが、大事なのは、BDS1~4とバルナラビリティが違い、2ディール目がE-Wバル、3ディール目がN-Sバルになっていること。
このほうが競り合いが活発化するという。ボードでいうと#1、#6、#15、#4に相当。
あとルール上大事なのは、パートスコアは次のディールに引き継がれる。2♥を作った後1NTを作ればゲームになる。(〝ゲーム〟とは本来ビッドして作ったトリック・スコアの累算が100点に達すること。)
もとは忙しい新聞記者が記者クラブでやるために発明したが(そのため中断した場合のルールがきちんとしている!)、アメリカの連盟では割りと最近まで家庭ブリッジに推奨していました。
つくばのクラブでデュプリケートが毎週楽しめるのは幸せなことですが、ラバーやシカゴもまたそれなりの味が有って面白いものです。ラバーは家で、シカゴは職場で、随分やったもので、またやりたくなりました。
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