AS-24 / ALCO RS-27 (PROTO2000)

AS-24 はAmerican Locomotive Co.（ALCO） 製の2400馬力ロードスイッチャー。
PRRのセカンドジェネレーション　ディーゼル機関車としてはGEのU-25Bについで1962年に15輌が登場した。
ロードナンバーは馬力に合わせて 2400～2414

同時期のGEが2500馬力を投入してきたのに対し100馬力少ない登場であった。
アルコの2500馬力は後のセンチュリーシリーズ　C425の登場まで待たねばならない。

前形式RS-11と後継センチュリーシリーズの架け橋的な外観を持つ。
短いショート　ローノーズが特徴で、比較的小型の車体とあいまってプチ獰猛な感じがなんとも良い味を出している。

この形式を新造するにあたっては同数のAFP-20 (ALCO PA-1 PB-1) がトレードインとしてアルコへ送られた。

模型は近年のプロト2000
最初の発売はまだライフライクの時代だったと思うが、この製品はヲルサーズに買収されてからの物ではないかと思う。
ハンドレールが細く実感的であるが、KATO/ATLASを見慣れていると細すぎてなんとも頼りない。
うっかり触った感触がなんとも不気味だ。
これらのディティールは全て取り付け済みとなっていて、購入後に取り付けるのは連結器だけ。
模型は完成品として連結器部分に取り付けたプラスチックの支持具で箱の中に完全に浮いて収納されていた。
こういう方法を取らなければ繊細なディティールは輸送に耐えられないだろう。

この模型は去年ヲルサーズの直販でバーゲンになっていたのを購入した。
本当はトップナンバー2400番が欲しかったが、そちらは定価だったので値段に負けてこれにした。
どの道トレインフォンアンテナを装備したいので、塗り替えることになれば何番でも同じこと。

走りは非常にスムーズだが、ラッシュアップを組むKATO製とは微妙に速度と加速度が異なる。