にちじょうのわな

ひびのにちじょうとつれづれて

こうりょくかん

2013-02-02 | めも
めも

自己効力感(self-efficacy)


自分の力を信じて行動する「効力への信念」

自己効力感は、自分の行動への信念。自尊心とは違う。

自尊心は、あくまでも自分への自己評価。

自尊心は、性格傾向に影響を受けることが多いが、自己効力感にはそれがない。


人が何らかの課題に直面した際、こうすればうまくいくはずだという期待(結
果期待)に対して、自分はそれが実行できるという期待(効力期待)や自信の
ことを自己効力感という。心理学者のバンデューラが唱えた概念で、動機づけ
に大きな影響を及ぼす要因の1つと考えられている。 自己効力感は、その行動
を実際に始めるかどうか、どのくらい努力を継続するか、そして困難に直面し
たときにどのくらい耐えられるか、ということを決定づける。自己効力感を高
める方法として、(1)成功体験、(2)代理体験(同じような能力の人間が
努力し成功しているのを見る)、(3)言語的説得(励まされる)、(4)生
理的状態(心身の状態が良好なこと)の4つが挙げられる。この中でもっとも
強い効力感が期待できるのは成功体験だが、その場合、たやすく成功するので
は意味がなく、忍耐強い努力によって障害を乗り越える体験が必要とされる。


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