今晩放送された、ベストオブクラシック・セレクション -C.ワレフスカ チェロ・リサイタル-を録音して聞いていたところ、途中からやけにノイズが増えた。ちょうど遠距離受信をしているかのような "サー" というノイズ。全体を通して確認してみると、ノイズが多かったのは10分程度。ノイズが入ってしまったのはブラームス作曲のチェロ・ソナタ第1番ホ短調作品38。
受信感度が落ちたなら、これまでにも同様のノイズが出ていたはずだが、今回が初めてだと思う。
19:40頃の通常のノイズレベル。特に問題なし。
19:42 突然、サーというノイズが聞こえ始める。16kHz近くまでフラットなノイズ分布。14-15kHz, 15-16kHzの音声信号がカットされた部分までもがノイズに埋もれて見えなくなった。
19:51頃、ノイズが消える。その後、番組終了まで特に問題なし。
チューナーの故障かもしれないが、今まで一度もなかったことなので、とりあえず記録として残しておきたい。放送局の出力がいきなり弱くなったとは考えにくいのだが。もしそのようなことがあればニュースにでもなるだろうし。
チェロの音色がなかなか良かっただけに残念。700MBの CD-Rに入れようとしたところ、最後のショパンの曲が入らなかった。
追加:
この日のラジオ深夜便(午前2~3時)も録音していたが、2:21頃からふたたびノイズ。3時の時報までノイズは消えず(下図)。
ナナ・ムスクーリの日曜はダメよの曲紹介直後からノイズ発生。
同番組でノイズが入らなかった無音部分(2:08頃)の波形は下記のとおり。
大雑把に言って 20dBほどノイズレベルに差がある。今後も頻繁にノイズが入るようなら、NHKに問い合わせるべきか。地元ローカル局の HPには、減力放送についての記載はなく、原因となりそうな発表は見当たらなかった。
あるいは文字多重放送を復活させようとしているのだろうか。緊急情報を流すのにも必要ということになれば、再開されるかもしれない。しかし、番組の途中にアナウンスなく信号を入れたり入れなかったりという操作は、やるはずはないとは思う。ところで、データ放送の信号が流れている民放って今あるのだろうか。やはりチューナーの故障だろう。
念のため屋外アンテナの向きと傾きを確認したが、問題なかった。とりあえずはチューナーを入れ替えて様子を見るか。