NHKのサイマル放送の "らじる★らじる" が9月に放送開始となって4ヶ月が過ぎたが、そのクリアな音質から第2放送はよく聞くようになった。一方、FM放送はやはりチューナーで聞いたほうが音がよく聞こえるので、放送設備の点検などで FM放送が休止になるときに "らじる" で聞いている。放送開始時に音の圧縮具合を比較してみたが、毎朝の放送開始時と放送終了時の音楽を比較してみと顕著な差が出てきた。
放送終了の音楽の波形をキャプチャーしたものを示す。上段はチューナー、下段は "らじる" から録音した第2放送。チューナーから録音すると、どうしてもノイズが気になってしまう。このノイズレベルがもう少し低ければ日常的にも楽しめるのだが、周囲にノイズ源がいくつもあるとなかなか難しい。"らじる" は入力レベルが大きくても小さくても、鋭く音が入ってくる場合は音がつぶれ、歪んでいる。もう少し改善の余地がありそうなものだが。そして "らじる" の場合は途中で音が途切れることがあるようで、曲の長さが変わっていた。おかしいと思って波形を追っていくと、途中で音が切れている部分があった。
さらにいえば、同じ番組を第1とFMで放送している、ラジオ深夜便についても興味深いことがわかった。
さらに書きたいこともあったのだが、どうも12月5日朝からの送信のフォーマットが変わったようで、音の歪みがなくなった。ちょっと比較してみたいので別項目を作ることにした。