メールの送受信用に使ってきた Thinkpad T23 5LJを T43へ更新したのが 3年前。その後ファンエラー発生で一度ファンを交換したが、先日から再び不調となり激しい騒音。さらに作業途中にキー入力を受け付けなくなったり、時間表示がストップしたりとおかしな挙動がたびたび見られるようになってきた。予備として残していた T43がもう1台ある。これは数年前に不調となり(おそらく基板の接触不良)、パーツ流用のためにとっておいたもの。そこからヒートシンクごとファンを取り出して交換。とりあえずはこれで大丈夫と思ったのも束の間、すぐにファンノイズが大きくなってきた。これも10年前の機種なので、寿命だろうか。バックアップ電池の電圧を測定すると、2.9Vしかない。不安定となった理由はひょっとしたらバックアップ電池の消耗かもしれないが、よく分からず。10年も交換しなければバッテリーが消耗するのも当然。バッテリーくらいはユーザーが簡単に交換できるようにして欲しいもの。なぜわざわざタグ付きのバッテリーにするのだろうか。ソケット式にしてしまった方が手間もコストも安いはずだが。
このまま不安定な PCを使い続けるのはストレスが溜まるため、急遽新しいものを調達することにした。購入するのは当然中古、安いもので十分だが、あれこれ検索。大まかに希望モデルを決め、ショップになにか出物はないかと現物を見に出かける。Lenovo Thinkpad T410が安く出ていたのだが、これは発表されたのが 2010年と7年前のモデル。ほかに T420sなども店頭にあったが、結局性能と価格で T410を購入。リカバリーディスクは前の所有者が既に作成したらしく、必要となれば購入する必要がある。32bitの win7 proのモデルだったため、メモリーを 4GB以上に増設してもシステムで使えるのは 3GB前後。T410ではグラフィックにもメモリーが利用されるのか、2.92GBとの表示。サイズは液晶画面が横長になったため、幅は33.6cmと T43よりも幅広くなった。A4サイズのバッグやケースに入れて持ち歩けない。手元にあったスケッチブックの表紙サイズとほぼ同じ。サイズ規格は F4(332×242mm)というらしい。
バッテリーは既に消耗していて、ほとんど持たない状態。サイクルカウントは 150回ほど。定格容量は 47.52Whだが、現在の充電容量は 19.06Whと半分以下。HDDの利用時間は約2万3000時間、電源投入回数は800回程度。一回あたりの使用時間が 28時間を超えているため、おそらく一般的な業務用途に使われていたのではないかもしれない。エラーはなかったようだが、速度は遅め。以前購入した SSDに交換することに。
当面、この PCはメールの送受信などに利用する予定だが、データの移行作業には時間がかかりそう。リカバリーディスクを作れないのは痛いが、とりあえずクローン作成ソフトを使って SSDに copy。当面はこれで大丈夫だろう。
さて、windowsのまま使うか、それとも Linux系の OSを使うか。 昨年 DLした ubuntu、ディスクを作成したまま放置しているので、これも使ってみたい。
それにしてもメールの送受信だけにこのマシンを使うのはかなりもったいない。持ち歩くべきか・・・。