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ぐーたら専業主婦の引きこもりブログです(笑)

【ドラマ】家政婦のミタ 今さらレビュー

2011-12-28 13:47:11 | ドラマ・番組
珍しくドラマネタです

かなり出遅れ感がありますが、ドラマ「家政婦のミタ」。

※ネタバレ注意

私があまりドラマについて書かないのは、
良いなと思ったお気に入りドラマがあんまりないからです…
(お気に入りのモノだけを書き綴るブログなので)

でも過去に「女王の教室」についても書きましたが、
「家政婦のミタ」と「女王の教室」は同じ脚本家の方(遊川和彦氏)なんですね
(これも今さら気付きました

「魔女の条件」、「やまとなでしこ」、「利家とまつ」、
「美女か野獣」、「百年の物語」…結構これまで松嶋菜々子主演のドラマを
好んで見ている自分を発見しました
やっぱり松嶋菜々子は美しい

古畑任三郎ファイナルでの犯人役も美しかった~

ミタさんは無表情でサイボーグのように感情がなく、
何でも完璧にこなしちゃうスーパー家政婦。

無表情でキッチンに突っ立っている松嶋菜々子の
醸し出す不気味なオーラが何とも言えません

母親が自殺した阿須田家をミタさんがどのように関わり
再生して行くのか?
そしてミタさんが「笑うことと過去を話すことを強要するなら
お暇を頂きます」とまで言うミタさんの過去とは?
なぜミタさんのような人格が形成されたのか?謎だらけのミタさん…。
「業務命令」なら犯罪まがいのことも「承知しました」と
平気で引き受けて実行してしまう破天荒なミタさん。
今度はミタさんは何をしでかすのか?
「ミタさん、笑ってよ…」と言う阿須田家の人々、
ミタさんの笑顔を見ることはできるのか?
ついでにうららちゃん(自殺した母親の妹)の恋の行方は?

色々気になることがあり過ぎて目が離せなかった
最終回まで一気に引き込まれました

話の内容はとんでもなくシリアスなのに、ミタさんの
ドクターバッグからはドラえもんの四次元ポケットのように
何でも出て来て、AKB48やアンパンマンのキャラクターを
全部言えちゃったり…クスリと笑える演出も満載

ミタさんのお決まりのセリフも素敵です。
「承知しました」
「それはあなた達が決めることです」
「別に…」
「それだけは無理です」
「それは業務命令でしょうか」
「ミタさん、○○ある?」「あります」(→ドクターバッグから何でも出て来る)

確か「女王の教室」の阿久津真矢にもお決まりのセリフがありましたね。
「イメージできる?」「みんな良かったわねぇ」「いい加減目覚めなさい」など…。

うららちゃんは、相武紗季の無駄遣いとも最初は思いましたが、
すっごいハマリ役
自殺した母親のお父さんも、最初は頑固者なんですが
徐々に性格が丸くなって語尾に「ナリ~」って付けちゃうまでになって
微笑ましかったです

希衣ちゃんが河原で拾った「みんなの石」とか「♪この坂を~♪」の歌も
ところどころに大事なポイントとして効いていて良い感じです。

阿須田家が徐々に家族としてまとまって行く展開が
無理なく自然で…。
ミタさんの行動が奇想天外なので先のストーリーが全然読めないのも魅力。

家族の絆の大切さや、家族がいてくれることの有り難さ、喜び…
それを再確認できたドラマ。
コレは本当に見ておいて良かった~と思えるドラマでした。