【雑感】吾唯足知 ～ワレタダタルヲシル～

7月8日（金）の日経新聞の夕刊のコラム
「こころの玉手箱」に、ジャズトランペッターの
日野皓正（ひのてるまさ）氏の記事があり、
そこには龍安寺の蹲踞の4文字「吾唯足知」という言葉が。

以前からこの言葉を知っていたのですが、
「こころの玉手箱」で改めてこの言葉を目にして、
自分でも記事にしてみようと思ったのでした

「われただ足るを知る」って、素晴らしい言葉だなぁ、と

現在自分が置かれている状況・環境に本当に満足しながら
生活できている人ってどれだけいるのかな？

そりゃあ短い人生だからこそ幸せに暮らしたいし、
社会的ステータスを得たいと思う人や、派手で贅沢な暮らしをしたいと
思っている人、異性にモテまくりたいと思う人…
人間の欲望に上限はありませんが、不足ばかりを言うより
足りている部分に目を向けて、後は目標を持ちながら
淡々と行動に移す…これが大事なのかなぁと思いました

相田みつをの言葉に「幸せは自分の心が決める」という有名な一言があります。
私は少し前までは、他人から見て不幸そうなのに「私はハッピー」って
言っててもただの自己満足じゃんって思っていました
客観的にも主観的にも「幸せ」であってこそ初めて「幸せ」の
称号が与えられる？くらいに思ってました…。
でも、他人と比較せず「足るを知る」人こそが本当に幸せな人なのかな？と
最近思います

↓時計回りに「吾唯足ルを知ル」と読めます