2月8日、新宿三丁目〈かくれが〉の美弥子さんから連絡あり。「坂田明さんのライブやります」とのこと。
定期的に催されている企画で「次があれば呼んでください」とお願いしていた。
2月25日、かくれがで坂田明さんのバースデーライブ。開店前に伺い、坂田さんを待つ。
坂田さんが到着すると、美弥子さんが僕を紹介してくれて、どういう輩か説明もしてくれて(ありがとうございます泣)
お写真を撮らせていただくことができた。
味わい深いソロライブ。サックスの他、ハナモゲラによる雄叫びに、ベルや仏具の「おりん」が絡み…とにかく楽しい。
坂田さんに、3月は欧州ツアーに発つと聞いた。その間に絵を仕上げ、4月になって帰国されたタイミングでご連絡すると
「どこかライブ会場においでいただければ見ることができます」とのお返事。HPからスケジュールを辿ると…
『4/21、中村達也セッション』とある。中村達也(drs)・スガダイロー(pf)・坂田明(sax)のトリオ。これは見たい!
場所は、七針
…って、どこだ?
4月21日、京橋の国立映画アーカイブへ寄り『青春残酷物語』を観た。
大島渚、没後10年。現在、特集上映と記念展が開催中だ。
京橋からテクテク歩き、八丁堀から橋を渡って中央区・新川へ。雑居ビルの地下に〈七針〉を確認。
20時〜ライブ。とにかくパワフルな、殴り合いみたいなセッション。
お互いにどんどん被せていく音が、渦になって膨張していくのが見えるようだった。そのまま会場全体を飲み込んでいく。
気持ちいい。
終演後に絵を見ていただいたのだが、他のお客さんも多く残っているなか「じゃあ、ここで書こうか」って丸椅子の上を指して。
つまり僕はその間、不安定なカルトンを押さえておかねばならず、今回は書いていただいてるところの写真はナシ。
記していただいた言葉は、
“わーっ!オドロイタ”
『愛の坂田明』完成!
坂田さん、ありがとうございました!
地上階に上がると、階段に座って涼んでいる中村達也さんがいた。
一度通り過ぎるも「この機、大事にしたい」と引き返し、声をかける。
「今日はイイもの見れました。中村さんのステージ、久々だったんですけど、やっぱカッコいいっス。
よければお写真を撮らせてもらえませんか?自分、絵描きなんです。中村さんを描かせてください」
「ああ、いいよ」とか、そんな感じだったか。とにかく撮らせてもらえた。
階下から見上げるような角度の写真だ。
憧れのアノ人へ、絵によって思いを伝える押しかけコラボ『愛の肖像画』シリーズ。
次は『愛の中村達也』!
後日、美弥子さんからのLINE
「坂田さんから 素晴らしい出来だよって 良かったネ」
「ただ、真面目すぎかなって」
うっ、嗚呼…
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