サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

3月:第2週『愛の松村邦洋』/『愛の高田文夫』晴れの舞台

2019年03月17日 | 愛の肖像画

3月12日
 確定申告提出。帰りに寄ったブックオフの200円棚に『プロ野球画報』を発見。いたたまれなくなり自ら購入。

 松村邦洋さんにメールする。去る2/1、個展「オレ新聞」にいらっしゃったときに写真を撮らせていただいた。それを元に描き上げた『愛の松村邦洋』…仕上がりました!すると「今日よる9時なら、家にいます」との応え。急ぎ用意して向かう。
 松村さんには、2010年に制作した版画作品『松村邦洋に褒められたくて』で一度コメントをいただいている。それから何度もお会いし、お世話になってきた。そんな今の自分が描く“松村邦洋”は8年前のソレとは違うはずだ。何よりこのときの版画は小さすぎた。もう一度しっかり向き合おう。今の松村さんをしっかり描き、これからも宜しくお願いします、と伝えよう!
 9時きっかり、ご自宅前に到着。しかし…不在。電話しても繋がらない。参った。。

 夜の住宅街、外で待つこと小一時間。道の向こうから人影が…まっ、松村さん!「ゴメンゴメン、ジムに行ってた〜そうかそうか、すっかり忘れてたよ」ホッ。。

 「オレ、歳とったな〜」と言いながらカキカキ。

 帰り際、家中をウロウロしながら食べ物や飲み物を袋につめて「ながさわさん偉いな〜、ありがとね〜」と渡してくれた。
 玄関には『松村邦洋に褒められたくて』が置かれていた。…松村さん、ありがとうございます!

 

 描いた絵そのものは、なんてことない代物だ。描きながら常に「ヘタクソだな〜」と思う。分かっていながら描けない自分がもどかしい。でも一晩寝て、朝起きて、また見て「いや、そんなに悪くないんじゃないか」と思ったりもする。その繰り返しだ。気持ちを込めることができたのならOK。まずはその絵を見てもらおう。それがスタートラインだ。なんてことのない絵だとしても、そこに相手の言葉が加わるとき、作品はしっかり完成してくれる。スペシャルな作品だ。一年間、続けてみるつもり。

 帰宅後、瀧さんが逮捕されたというニュースが流れた。

 

3月14日
 上野・東京都美術館『奇想の系譜展』へ。上野はまさに鬼門だ。公演口を出た瞬間から動悸がしてくる。東京芸大があるからだ。3度受験して3度落ちた。もう四半世紀も前のことだけど、いまだに引きずっているらしい。自分はこの場所に嫌われていると体が思い込んでいる。手汗が凄い。。

 TOHOシネマズ新宿で『スパイダーマン:スパイダーバース』IMAX3Dで鑑賞。観て良かった。驚愕の映像体験!

 市ヶ谷・ミヅマアートギャラリーで天明屋尚展「国津神」。

 

3月16日
 有楽町・よみうりホール「ニッポン放送 高田文夫のラジオビバリー昼ズ リスナー大感謝祭~そんなこんなで まる30年~」へ。『愛の高田文夫』を持って!
 祝い花がズラリと並ぶその中に高田先生の絵が置いてあったら面白いだろうな〜と思った。高田先生へ感謝の気持ちを込めて!が、いざ行ってみると祝い花は一ヶ所に密集しているわけじゃなく、分散して置かれていたので、絵があってもちょっと面白味がない。考えを改め、入口横に鎮座していた30周年記念羽子板の隣りに置かせてもらうことに。
 リハーサルを終えた高田先生に見ていただくと「バカヤロウ〜オマエ、これじゃ写真なのか絵なのか分かってもらえないよ、ここに“鉛筆画”って書いとけ!それで凄さが分かるんだよ」と怒られる。


怒られながらも、嬉しい

 お付きの立川志ららさんに「紙、あります?ないんですか?じゃあ色紙にしましょう、いま持ってきます」と色紙を渡され、隣りで見ていた受付けのお姉さんからマジックを渡され「一所懸命、鉛筆で描きました!」と記す。ニッポン放送の鳥谷さんもいらして「貼るものが必要だね」と粘着力が強くない養生テープを使って貼ってくれた。「これならあとで剥がせるからね」…泣。ありがとうございます! 


こんな感じ


この辺から見て

 終演後、絵は高田先生にお渡ししました。一日限定のお披露目会、それもまた良し。「先生に可愛がってもらうんだぞ〜」

 ビバリー昼ズ30周年、おめでとうございます!

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3/10(日)J2リーグ:第3... | トップ | 3月:第3週 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

愛の肖像画」カテゴリの最新記事