ぶうりんの希望の種まき新聞

絶望的雑感有りの希望的投稿ブログ。
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節分で思うこと

2015年02月05日 | 希望的雑感・つぶやき
2月3日は節分でした。
もこルームでは、楽しく、巻き巻きパーティ。恵方巻きを作りました。

こちしの我が家の節分は、静かな節分。巻き寿司を娘と二人でひっそり頂いただけ。
豆まき無し。

子どもが小さい頃は、夜窓を開けて、近所の目もはばからず、大きな声で「鬼は
~外!」とやったものですが。娘も大きくなって、やろうとはしないので、一人でするのもなんなんで、今年は静かにしてました。

私は、「鬼は自分の中にいる」と思っているので、いつも豆まきの最後には、自分に豆をぶつけます。
自分の中にいる、邪悪な心を退治する、風邪菌を退治する。そんな気持ちで豆を投げていました。
子どもの頃からずっと。

でも、今頃は、鬼のお面をかぶった誰かに豆を投げるのが主流なんですね。
私はそれをする気が全く起きない。
大人になった今では、ますますそう思います。

鬼の姿を見て、子どもが怖がるのはわかります。見慣れないし、得たいが知れないから不気味なのです。それは子どもが自分を守るための本能でもあると思います。
だから、子どもが泣いたり怯えたりする姿を見たら、
「あぁ、うちの子は大丈夫!」
と思えばいいと思う。

それで何故、子どもが鬼に豆をぶつけるか。
これは大人から学習しているのでしょう。
「鬼には豆をぶつけてもいい」「鬼はやっつけてもいい」と。

そうやって、正当化されているのが、正義のための戦争です。

飛躍し過ぎかもしれませんが、鬼の格好をした人に豆をぶつけるのを見るたびに、悲しくなる節分です。
鬼とは何なのか、子どもと考えてみるのも、節分の大きな役割かもしれませんね。



ぶうりん