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【身体の科学】猛暑の夏に大ジョッキで飲むビールは美味いが(ボノラート)

2012年07月27日 | 【身体の科学】

 

『猛暑の夏に大ジョッキで飲むビールは美味いが』


例年以上の猛暑の夏が日本列島を襲っている。
熱中症により死亡者が出るようになった日本の夏は、
もはや熱帯国
に住むに等しい。

大ジョッキで、グイと飲むビールは
美味い。
ビールのアルコール度数は
5%だが、胃壁はアルコールだけは、
直接吸収する。95%の水分は胃の中の温度が一定に暖められて、
初めて
幽門が開き小腸へ流れ出す。ビールが意外と酔いが早く、
途中から
やたらとトイレに通い出すのは、アルコールと水分の
吸収に時間差が
あるからである。

遅れて小腸から吸収される、ビールの水分は、ほぼトイレ直行となる。
僅か5%でしかない、アルコールは、何回かの加水分解を繰り返して、
最後に無毒の炭酸ガスと水に成る。
分解の途中では、体内の水分を多量に使い、血中の水分が消費される
事実に注目したい。

05年の夏に、ボクが体験した熱中症は、まさに典型的な飲酒後のそれ

であった。ビール一杯の後、ウイスキーの水割りを二杯だけ。家に
帰る途中でコンビニに寄り、冷たい麦茶を買ったのが、ボクの危機を
救った。新聞受けを覗くために、少し身体を屈めた途端、いきなり
目がくらみ、柱につかまったまま、くるりと半回転しその場に倒れ
込んだ。買ったばかりの、冷たい麦茶のボトルを頚動脈に当てて、
脳に行く血液を冷やすこと20分。
それから中味を飲んで、血中濃度を下げたのが良かった。

暑さの夏にはあっさり系の食事を摂りがちになる。

朝に一杯のボノラートが、あなたを熱中症から救う。 

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   たんぱく質って大切
   猛暑に負けないカラダ作りについて


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