１周忌を済ませた弟の友人たちが、
「偲ぶ会」を開いてくれた、
お別れ会でゆっくり話せなかった
遠くから駆け付けてくれた友人もいる、
２０人程が私の知人の経営する居酒屋に
集まってくれた、
弟はこの居酒屋が好きで良く通った、
幹事が会場に選んでくれたようだ。
女将の計らいで、
弟の好きだったメニューが並ぶ、
友人の中には、
大腸がんで入院した時の病院に勤務していた
Hドクター、
そして、今回弟を診察、
大きな病院に紹介してくれたNドクター、
そして会社経営や、
大手に勤務するエリート達、
「お姉ちゃん、あいつはここで一緒に飲んでるよ」
彼らの友情は凄い、
偲ぶというより、誘い込む、
ライブハウスに二次会会場移す、
学生時代フォークバンドを組んでいた仲間達、
流石上手い、懐かしい歌が出てくる、
可愛かった学生時代、
凛々しく成長した彼らも、
「お姉ちゃん、今年、還暦ですよ」
そう、
この友人と弟の年を数えて行くのだと感じた。
「頑張るよ,負けないよ」そう言って、
頑張っている最中、
血圧がさがり、消えていった弟は、
自分の立ち位置が分からず、
仲間とともにこの輪に参加している、
飲んでる、歌っている、
友人たちの中に生きている、
そんな事を感じさせてくれた。
「お姉ちゃん、また飲みましょうよ！」
出かけるまで参加を迷った私、
大盛り上がりで、オーバーペース、
久しぶりの千鳥足で帰宅した。
ありがとう！
bonji