長い事大切に育てた?「甲状腺のしこり」を取ってきました。
手術前日の入院、病院内は
すっかりクリスマスの雰囲気なのに、
気分はチョットブルー
マレーシアからスペイン、ポルトガルを回って、
楽しんだ後の、1週間弱の入院でした。
案内された病室はラッキーな事に
明るい窓際で少しブルーな気分が解消、
20年ほど前から時々甲状腺のしこりが現れては小さくなり、
経過観察の状態でした、
ところが、4年ほど前から少しずつ大きくなったしこりは
良性と言いながらもホルモンを異常に出し始め、
そろそろしこりともお別れの時期なのだろうと、
手術を避けていた私ももう逃げられませんでした。
全身麻酔で1時間半程の手術から覚めると、
喉から歯、耳までの痛みに少し辛い思いをしました、
喉の管を抜くと楽になると書かれた予定表を眺めながら
昨年、12時間の手術に耐え、
4ヶ月の辛い治療に耐えた亡き弟を思いだしました。
こんなものではなかったのだろうと・・・・・・
手術前に喉のシワのラインに付けられた15センチ程のマーク
そこにメスが入り、蝶の羽を広げたような甲状腺の
しこりが出来ている右側を取り除きました。
2日目からは、術後の血液を抜くために
喉に通した管のパックをこの袋に入れて首から吊るし、
まずは最初の1歩のようです。
3本の点滴の針を腕に通して、
お伴を連れて点滴台を押しながらの行動です。
唾を飲み込む度に
喉に通った管が喉を刺激して痛み
そんな状態に一番辛かったのは朝夕の吸引です。
痰を出しやすくするためですが、
せき込むたびに
傷口が痛み喉を通る管が痛みます。
窓から遠くに頭だけ出した富士山に癒されながら、
おもゆの上積み、
お味噌汁のスープだけから始まった食事、
ヨーグルトだけいただきました。
お粥になりました、
おかずは喉にしみて進みません。
術後2日目に喉の管が抜かれ、
少し痛みがなくなりました、
普通食が出され、治療も後半にさしかかり、
楽になりました。
手術の後の説明で
主人と娘は取り出したしこりを見せられ、
「大きさも形もくるみのようだった」と・・・・・
6日間の入院でした。
bonji