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今年の御十夜は、母にとっての初十夜になりますので、なんとかして最後の御満座供養には出たいと思っていました。
幸い、病人も、続いていた熱が朝方から下がって、気分もよさそうなので、早めに帰宅し、姪の運転する車で菩提寺の御満座供養に参列して来ました。
御十夜の法要は浄土宗三大法要でも、特に力を入れたお勤めがおこなわれます。
「無量寿経」に基づいて、「この世において十日十夜の間、善行をなすことは、仏の国で千年間、善行をなすことよりも尊い」と説かれている事から始まった法要と伝えられています。善行すなわち念仏を、心をこめて唱えれば、千年の善行にも勝る功徳を積めるとあれば、せめて一夜、亡き人への感謝を、真心こめてお念仏に託すことにしました。
「三垢消滅 身意柔軟」とはいかないまでも、会衆とのひたすらの念仏は心が和らぎます。
かつては文字通りの十日十夜の間行われていたのでしょうが、今では三日、あるいは二日、一日と短縮されています。大願寺では二日間今年は五日と六日、午前と午後、法要、供養、法話(講師 河波昌 東洋大名誉教授)が繰り返されました。
午後7時に始まった御十夜の御満座供養は、厳粛なもので、供養の塔婆がよみあげられ、念仏と法要の経が上げられた後、法話で締めくくられ、最後は初十夜諷誦供養の鐘が激しく打ち鳴らされ、蝋燭の灯りだけの中で僧侶たちの五体投地の礼拝が行われました。
初十夜を迎えた家々によって供えられた紅白の餅、果物などのお下がりものをいただいて、10時、晴れやかな気分で帰宅しました。
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毎日、精進料理食べているのか?疑わしく。
豪華なお鍋料理を食べているのか?そう、玄海灘の海の幸を。
厳しい修行をするのにも体力はいりますね、浄土宗と
異なり、浄土真宗は簡素・簡単がモットー。
その気になった時に、お念仏を唱える・・これでenough。
しかし、十夜念仏の行事が昨日で良かったですね、
今日は朝から風が強く・寒くなりました。
暦通りの立冬です。
半袖にベスト姿から一転、朝から長袖にセーター。
もう少し、季節はゆっくりと変化して欲しいですね、
ご隠居さんには激変はこたえます。
付き添いサンもお風邪召さぬよう・・。
お元気な軽口でホットします。
立冬の声と共に朝晩は急に冷え込んできました。
付添いさんとしましては、風邪を引かないことを第一に心掛けています。
弱り目に祟りをもたらしては大変ですから。
言われて気付きましたが、みなさんご立派な体格で。
不思議だったのは、講師の格調の高い講話の途中、居眠りをしている伴僧が二,三人いらっしゃいました。連日の勤行でお疲れだったのかも。
病人のほうはやっと熱が下がったと思ったら、今度は絶食中なのに下痢です。
検査結果から、感染症、その他の病変はないからと、お医者さんのほうは、泰然と構えておいでです。そろそろお粥といわれてますが、”羹に懲りて”の口で、まだ早いと拒否しています。まあ、ゆっくり、気長にやってもらうことにします。