「もののあはれ」の物語

古き世のうたびとたちへ寄せる思いと折に触れての雑感です。

抜歯

2005年02月19日 | 塵界茫々
 痛みもなく、何の自覚症状もないのに歯茎から出血するので、3年ぶりに罹りつけの歯医者さんに伺いました。下の臼歯が駄目になっていて、もはや抜く以外にないと、抜歯を極力嫌うお医者さんに溜め息ををつかれました。私の予定を見て、今日が抜歯ということで、朝から機嫌悪く当り散らしていましたが、覚悟を決めて出かけました。
 肩の力を抜いて、楽にするようにと繰り返し言われても、緊張でコチコチです。思いもかけず、根の長い歯で、いつまでも出血が止まらず、1時間半も治療椅子の上でした。「今日は痛みます。痛み止めは3時間は必ず空けて飲むように、パソコンは今日は触らないこと。お酒は勿論、夕食は柔らかいもの、熱いものは控えて。」と注意がありました。
 少し寒気がするので、風呂もやめ、早々にやすみました。痛みは全く来ないし、「こんなになってたら今まで痛んだでしょう。腫れたりしませんでしたか。」と言われても、私としては、痛みも、腫れもないのです。もしかして、もう、そんな感度も衰えてしまったのかと悲しくなりますが、今日の抜歯はかなり痛みを伴いました。
やはり、頭で理解している人の苦痛と、自ら体験する不自由には、はるかな温度差がありました。

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1 コメント

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バッシ、抜歯と (R.H)
2005-02-20 11:22:22
いつも元気溌剌のお姿を羨ましく見ている誰かさんは、『人の痛みをわかったか!』と溜飲を下げたことでしょう・・・!?

失礼しました。さぞ、鬱陶しいことでしょう。数日は我慢ですね。ところで、パソコンがそんなに歯に悪いとは思わないのですが、多分、そのお医者さんはパソコンをやるときに歯を食いしばって悪戦苦闘するのでしょう!! この後も、残った歯を大切にしてください。バッシバッシと抜かれてはたまりません。