この季節は、私にとって、年末のおせち料理と並ぶ、一年で最も忙しい台所仕事の時季です。
主婦業はとうに失格者と自他共に容認しています。というのも、周辺に、義妹たちの達者な腕が揃っているための劣等感からです。
梅仕事と呼んでいる梅干、梅酢、梅シロップ、梅味噌は、一段落したところです。
「真竹の筍」で、茹でたてを梅味噌でいただくと書いていましたところ、けせらせらさんから、梅味噌の作り方を教えてとコメントがありました。MAILもお二人からいただいたので、左利きの方のためのレシピと、私なりの作り方を次に記します。
、昨年、虚庵さんにも好評でした。ほかの梅仕事と違って出来上がったらすぐ食べられるのが味噌でしょう。
材料
梅1k 酒1合 味噌1k 砂糖700g 酢100cc
作り方
1、梅は半日水に漬けあく抜きをした後、水気を拭いて、へたを取る。
2、鍋に酒1合を入れ、弱火で梅をよく煮る。
3、梅を掬い上げ、種を除いて裏ごしする。
4、鍋に戻し、味噌と、砂糖を加え、ジャムの固さより少しゆるめ程度になるま で煮詰めて練ってゆく。
5、最後に発酵止めの目的で酢を、てりを出したい時は味醂を加える。
以上です。
味噌の味次第で、砂糖の量を加減してください。
例えば西京味噌を使うときには、砂糖を500gにというように。あわせる食品によって、その場面で、山椒や、和からしを加えてお使いください。
伽羅蕗も、水分を飛ばすための干し加減で、微妙に調味料の加減を変えるのも面白い仕事で、自家製独自の味は買うことは出来ません。売られているものよりずっと薄味に仕上げます。
酒と、濃口醤油、味醂、昆布と干椎茸を多めに、山椒を加えてゆっくり煮込んでゆきます。近年は圧力鍋を最初に使うことを思いついて、だいぶん時間の節約が出来ています。よく、何をどれくらいと聞かれますが、材料の干し具合、火加減と、調味料を入れるタイミングで異なるものは、経験を積んで自分で体得するしかないようです。
富安風生の句に、梅雨籠りして常のことを常のごと という句がありますが、この句のように毎年くりかえす季節の台所仕事です。
主婦業はとうに失格者と自他共に容認しています。というのも、周辺に、義妹たちの達者な腕が揃っているための劣等感からです。
梅仕事と呼んでいる梅干、梅酢、梅シロップ、梅味噌は、一段落したところです。
「真竹の筍」で、茹でたてを梅味噌でいただくと書いていましたところ、けせらせらさんから、梅味噌の作り方を教えてとコメントがありました。MAILもお二人からいただいたので、左利きの方のためのレシピと、私なりの作り方を次に記します。
、昨年、虚庵さんにも好評でした。ほかの梅仕事と違って出来上がったらすぐ食べられるのが味噌でしょう。
材料
梅1k 酒1合 味噌1k 砂糖700g 酢100cc
作り方
1、梅は半日水に漬けあく抜きをした後、水気を拭いて、へたを取る。
2、鍋に酒1合を入れ、弱火で梅をよく煮る。
3、梅を掬い上げ、種を除いて裏ごしする。
4、鍋に戻し、味噌と、砂糖を加え、ジャムの固さより少しゆるめ程度になるま で煮詰めて練ってゆく。
5、最後に発酵止めの目的で酢を、てりを出したい時は味醂を加える。
以上です。
味噌の味次第で、砂糖の量を加減してください。
例えば西京味噌を使うときには、砂糖を500gにというように。あわせる食品によって、その場面で、山椒や、和からしを加えてお使いください。
伽羅蕗も、水分を飛ばすための干し加減で、微妙に調味料の加減を変えるのも面白い仕事で、自家製独自の味は買うことは出来ません。売られているものよりずっと薄味に仕上げます。
酒と、濃口醤油、味醂、昆布と干椎茸を多めに、山椒を加えてゆっくり煮込んでゆきます。近年は圧力鍋を最初に使うことを思いついて、だいぶん時間の節約が出来ています。よく、何をどれくらいと聞かれますが、材料の干し具合、火加減と、調味料を入れるタイミングで異なるものは、経験を積んで自分で体得するしかないようです。
富安風生の句に、梅雨籠りして常のことを常のごと という句がありますが、この句のように毎年くりかえす季節の台所仕事です。
大さじ何杯と記載あり、料理ブックにも、普通は
カップ・・・か、・・ccかが普通ですよね。
さすが、川筋育ちの奥様だけに料理に使用する酒は・・合ですか。
日本酒を飲みながら、酒びたりの梅味噌をつけた
筍を味わう・・て、下戸の理解を超えますね。
参りました。
要するに、酢味噌の酢の代わりに、梅を用いるということです。安い料理用のお酒では味が落ちますので、泪ながらに、飲むためのお酒を使用します。
基本のレシピですが、これにだしを加えたり、いろいろと工夫して味の変化を楽しみます。筍や、伽羅蕗にはお安い酒でも結構ですよ。
香HILLさんが下戸とは、想定外もいいところです。
早速
文章を読んでいるうちに、口の中に唾がたまってきました。
温かーい(いや冷たくたっていいはず)御飯に乗せても美味しそうな感じ。
私も来年は挑戦します。
大量調理は、虚庵夫人にお任せ。
取敢えず少量のみ、自ら試作。裏ごしなど高度な技は、この際、省略。大成功でした。
先ずはお師匠様へ敬意を込めて、ご報告まで。
お試しあった梅味噌のお味のほどは、いかがでしたか?
めだかの学校のほうも、更新をお待ちしています。
来年といわず、まだ梅が出まわっているうちに一度お試しあれ。冷蔵庫で保存もききます。
応用範囲が広いので、主夫にとってはあと一品というときに便利な調味料のはずですよ。
冷奴、胡瓜やレタスにもよく合います。
飲みすぎにご注意を!!
今年も梅味噌に挑戦なさいましたようで、光栄です。
探究心旺盛な意欲で、もうご自分のノウハウを、開拓なさっておいでのようですね。
はやりの逆輸入でご教示いただくことになりそうです。
今日、高須の講座に行ったら、Sakuraさんが、このページの事、仰っていたので、お伺いです。
私も、梅味噌は、ここ数年作っていますが、殆ど我流でして、でも家族は結構満足しています・・・こんな物と思っているのでしょう。
私はムメのみを微塵ぎりにします、あの食感が好きでして・・・うらごしにするんですね、そうすると味噌って感じがしますね。
最初に、お酒で煮る・・・・ここの所はしりませんでした。
今年は、もう作ったので、来年は試してみます。
良い、レシピ教えて頂いて、有り難うございました。
辛党のあなたにはぴったりのレシピと思います。なめらかで口当たりも良くて。
でも、慣れ親しんだご家庭の味が多分、一番と思います。
くれぐれも飲みすぎにご用心です。