こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

「おいしい」の一言が聞きたくて

2007年01月24日 | Weblog
うどん屋冥利につきます
初めてみえたお客さまが
ぼっかけを食べ終えて「美味しかった~」と言ってくださった時は
ここの嫁になって良かった・・と思うんですよね(爆)
嬉じゃないですか
お出汁を1滴も残さずに食べ終えたどんぶりを下げる時って
すんごく感激しちゃいます
大将が一番きにしてるのはそのこと
お客様が満足してくださってるだろうか・・
それを知るカギは食べ終えた後のどんぶりにかかってるんです
だしは残るにせよ、食べ方でわかる「ぼっかけ」の味・・

大将は毎日、一番最初に出した「だし」で作ったぼっかけは
必ず味をみます
「だし」というのは、
毎日同じように作っても
毎日同じ味にはならないのだといいます。
その時の体調と同じで、「だし」もその時々によって
少しずつ違うんだそうです。
例えば、軽く感じたり、あるいは上品な味になったり・・
くどく感じたり、そうかとおもえば、まったりした味だったり。。
また、出来上がったばかりのだしより、少し時間を置いて
一旦冷めてからのほうが美味しくなったり、
冷めるとイヤミな味に変化してしまったり・・
そんなこんなを聞かされると、「だし」っていうのは
生きているんだとつくづく思います

先日、始めてみえたお客様が、
うちの「ぼっかけ」を気に入ってくださり
2杯食べて帰られました
帰り際に、「また来ます!」と宣言までしていただき
本当に嬉しかったです
その一言を聞くために、明日も私たちは頑張ります


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