私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



共存

2022-12-05 11:34:00 | 日記

朝になって、

私は、私に戻る。

そして、LINEに目を通すと、

もう…今となっては何の意味もない文面に、

慌てて消す。




彼は、メッセージの取り消しがあったことを見て、心地よく思わない。


先日、はっきりそう言われたから、ようやく気がついた。

そのせいで、彼は、LINEを開けることすら、しなくなった。

夜の散歩の時間以外は。






私はもう、何があっても、消さないと決めた。

本来、LINEの取り消しなんて…滅多にしないことなのに。

ここだけは、どうしてか、それが起こりうる。

ナゼナノカ。




私は、もう人1人の自分をここで出しているから。

そう説明したら、納得がいく。

普段の自分は、世間に合わせていて、

真面目で、

大人しくて、

良い妻であり、良い母である。




それが、彼の前では、女になる。

寂しがりやで、甘えん坊で、

とてもやらしくて、

周りが見えてなくて、

思った通りに行動しようとする。

正反対の自分。

彼女は、私の中では、M。





Mが、残したLINEは、

後から自分が見たら、消したくなるのだ。





消さないようにしないと。

全部、彼に見てもらうには?





私は、その都度、彼のトークルームごと消し去る事にした。




後で、恥ずかしくなって、既読になる前に消したい。

そんな衝動にかられても、

もうなす術がない。

消さないための強硬手段だ。



それでいい。

それで嫌われたら、

それまでのこと。




私は、Mとうまく共存する。

Mの私も、好きだから。