記憶整理の部屋

50代サラリーマンの日常生活での出来事、思った事の記憶整理場所

ドア・クォーターパネルの断熱・防振施工

2018年05月05日 23時13分57秒 | 車(キャラバン・E26)
ルーフ部への施工は頑張って午前中で仕上げました。

午後からはルーフから下の部分に手を入れていきます。

まずは内装から剥がして行くことから始めます。

とりあえず左リアのクォーター部分から。

この内張りを、



バリッと



剥がします。

シートベルト固定部のボルトを外せば、あとはクリップだけですのでバリバリ行っちゃいます。

さて内装を剥がした所は、



屋根と同様に、『ザ・鉄板!』です。

これは施工の価値がありそうです。

また、タイヤハウスの所も音が響く鉄板なので、ここもついでに施工。



ここの鉄板は音からして薄いと思います。

屋根から下の箇所の制振材として使うのはこちら。



日東電工のレジェトレックスを。



アルミシートにブチルゴムが貼り付けてあり、約40度まで効果が発揮出来るとの事。



こちらは1000mm×500mmのシートを40枚に切り出し。

レジェトレックスはブチルゴムがハサミにこびり付くので定期的にハサミを掃除しながらでないと作業がナカナカ進みません



切り出したレジェトレックスをコロコロ圧着しながら貼り付け。

その後にグラスウール断熱材を隙間に充填して、



断熱効果ありそうな姿になりました。

今度は右リア側。



基本的には同じ作業ですが、こちら側にはリアヒーターユニットがあります。



一気に剥がさず、ある程度外れたところで一旦停止。



ヒーターのスイッチ部のカプラーを外してから全て取り外します。

内張りが外れたら、ヒーターユニットを止めてるナットを外し、ユニットをズラす様にして前に動かします。



これでヒーターユニットの裏側も施工が可能になると。

ここでヒーターユニットに繋がるホースを傷付けない様に気をつけるのがポイントなんだそうです。



ヒーターは基本、エンジンの冷却水の熱を利用してるので、リアヒーターにも冷却水が来てるんですね。

そのホースがこれで、傷付けちゃうと冷却水が漏れて、最悪エンジンがオーバーヒートに!!

まぁ、よっぽど強引に引っ張ったりしなければ大丈夫だと思いますが、一応慎重に。

そしてレジェトレックスを貼り付け&コロコロ圧着。



隙間にグラスウール断熱材を詰め込んで、



こんな感じで。

リアヒーターの裏側にブロアモーターがありますが、その近辺だけは断熱材を詰めてません。

変に吸い込んで壊れちゃっても嫌なので・・・。

そして内張りを戻してあげて、荷室周りの断熱・制振は完了。



さて次はフロントドアに移ります。



この辺りで少し疲れてきてます

内張りの外し方はネットで詳しく解説されている方がいるので割愛。



外れました。

ブチルゴムを切りながら、ビニールシートを剥がしていきます。



ブチルゴムには自己融着能力がありますので、切っても後でくっ付ければ元どおりになりますので遠慮なく行きましょう。



この位剥がせば施工出来ますね。



レジェトレックスを貼り付けて、



コロコロと圧着。

ここはパワーウィンドウの稼働部品があるのと防水箇所ではない為、断熱材の充填は行いません。

助手席側も同様に作業して、フロントドアの制振施工の終了です。

残すはスライドドア。



余ってるレジェトレックスとグラスウール断熱材を全て使い切ります。

で、スライドドアの施工写真ですが・・・余りにもハードだったので撮れてませんでした。

内張り剥がしで1番大変なのは、スライドドアだった気がします。

最後の箇所という事もあって、疲れてたのもあるのかな?

とりあえず無事、全ての施行を終える事が出来ました・・・

今日は1日が結構濃かったぞ!

これで来期のスキーシーズンに向けて、最低限の寒さ対策は完了しました!

これ、もしかして夏場にも効果あるのかな??

とりあえず予定通りに終わらす事が出来てひと段落です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋根の断熱・防振施工

2018年05月05日 11時35分59秒 | 車(キャラバン・E26)

頑張って荷室の床貼りを終えた先日。

GWの連休、我が家は訳あってお出掛け予定が立てられないので、逆にその時間を利用して作業を進めてしまいます。

今日の予定は断熱・防振(防音)の施工。

我が家のキャラバン君、新車で買おうものなら500万弱する立派な高額車両。

な・の・に!!

防音対策はおろか、断熱材もほぼ施されてない状態。

えぇ、確かに4ナンバーの貨物車両だから、そこは求めてはいけないのはわかってますよ・・・。

でも、値段見てしまうと・・・いや、辞めましょう、こんな話。

メーカーで対策してくれてないのなら、ユーザー側でやるしかないですね。

ちなみにカスタムショップさんに持ち込むと、キッチリやってくれるところもあるみたいです。

・・・10万位掛かるみたいですけど

しかし、今は情報社会。

ネットで調べれば、先駆者のノウハウが色々と得られるのが有難い。

色々と検討し、パネルの制振と断熱を対コストも加味して材料を選定した結果、

太陽光を直に受けて高温になりがちなルーフ部の制振材には、



積水化学工業のレアルシルトを。



特殊な樹脂をサンドイッチしてあるんだそうです。

これで耐熱性もあり、約80度まで効果を発揮出来るらしいです。

単価的にはレジェトレックスの方が圧倒的に安いので最後まで悩みましたが、ブチルゴムは高温になり過ぎると発火する可能性も有るとか無いとか・・・

なので、念の為ルーフ部だけは発火の危険性の少ないレアルシルトを使う事にしました。

それから断熱材は、



グラスウール系断熱材のアクリアマット(10Kタイプ、50mm厚)に。

グラスウール断熱材については、ネットで調べると否定的な見解が多いですが、どの程度までのレベルを求めるか?と考えた場合、必要にして十分な気がしてきまして。

色々な素材の商品がありますが、倍のお金を掛ければ倍の断熱効果が得られる訳でも無いですし。

とりあえず試しに使ってみて、それでダメなら再検討しても良いかな〜と。

何と言っても、グラスウール系断熱材は安いですから

では、作業に。

今朝は1人早起きして、レアルシルトを予め計算したサイズにカットして行きます。



400mm×300mmのシートから12枚切り出し。

レアルシルトは5シート買ったので、全部で60枚切り出します。

ハサミで切った為、表面のアルミ部が歪むので、



コロコロと慣らして平らに。



60枚出来ました。

ここで嫁さんと娘殿が起床。

朝食を食べて、今度は車内での作業に移ります。

ルーフトリムを剥がすので、ルームランプを取り外し。





それから、キャラバン独自のユーティリティナットの蓋も外します。



ドア周りのウェザーストリップを部分的にズラし、ルーフトリムの固定クリップを外すとルーフトリムが一気に落下してきます。

出来れば2人以上で作業した方が、落下を防げますし、トリムが『折れる』のを防げるとの事。

ここで助っ人登場。

娘殿が『バンザーイ!』の格好でトリムの片側を支えてくれてましたので、順調に進みました。



トリムを剥がした”そこ”には、まんま『鉄板』がそこにありました。

断熱の『だ』の字も見られませんね。

ここにとりあえず制振材貼り付けていきます。

断熱だけなら制振材は不要ですが、バン特有のルーフのウネリ音の緩和策として制振材を貼り付け。



レアルシルトを等間隔に貼り付けて行きます。



貼り付けたらローラーでコロコロして圧着。



5歳児の助手が頑張ってくれてます

程なくして貼り付け&圧着終了。



この状況でルーフを叩いてみると、施工前の『ばぅ〜ん!』という音が、『ボンっ!』に!!

スゲー・・・ここまで効果が出るとはチョット驚き。



5歳児の助手も、その違いに気が付いた様です。

そのままの勢いで、前半分もやっちゃいます。

フロント側は外す部品が多いです。



リアクーラー用のスイッチ。



カプラーから外してしまいます。

それ以外に、前席のサンバイザー・マップランプ・アシストグリップ・Aピラー・ドア上部ウェザーストリップ・・・などなど。

色々外してやっと前半分のルーフトリムが外せました。



ピントが合ってませんな・・・

一応、人が乗るところの上にはフェルト地の物が貼られてました。



これだけでは、断熱の効果が薄そうです・・・。

さて前半分のルーフ部にもレアルシルトを貼り付け。



前席屋根には2枚貼りで。

また、リアクーラーユニット裏の箇所にも忘れずに貼り付けますが、そのままでは手が入らないので、ユニットをズラして作業。



ルーフに固定してあるナットを4箇所外すと、ユニットは外れます。



この状態で素早く貼り付け、



そしてコロコロ!



これでルーフ全面に施工が出来ました。



今度は断熱材の出番です。



封を開けたら一気に数倍に広がるアクリアマット、ちょっとビックリ・・・。


そのままでは長いので、半分に切った位が丁度良さそうです。



切った端はグラスウールが散らない様にテープで補正。

取り付けに際して向きをどうするか悩みましたが、



書いてある通り、防湿層が室内側を向く様にしました。

結露はルーフのパネルに出来る訳だから、今回の様な用途では何となく逆な気もしますが・・・まぁ泥沼に嵌りそうなので、書いてある通りにしてみます。

ルーフパネルへの固定は両面テープ(100円ショップ製)を使用。



ルーフトリムで挟み固定するので、ここは仮止めレベルでOKですね。



で、こんな感じに。

これを全面に施工し、頑張ってルーフトリムを戻して行きますが・・・これが大変!

試行錯誤しながらも、最後は力技炸裂で半ば無理くり収めた感じですが、



とりあえず前半部は収まりました

後半部は更に大変でしたね・・・。

と、ここで頼りになる助手(5歳児)が、嫁さんと一緒に出掛けてしまったのでルーフトリムを持ち上げられない!

5歳児の助手の存在の大きさを感じた瞬間でした

とか言ってる場合ではなく、自分で何とかしなくては・・・と、棒とか脚立を駆使して何とか取り付け完了。

ワタクシ、やれば出来る子でした。

でも実は、一か所だけクリップが嵌っておりません・・・



断熱材が馴染んで来た頃に、取り付けてみようかと。

ここまでやって再度屋根のパネルを叩いてみると、更に音質が変わっていて、『ボンっ!』だったのが、『ドッ!』って具合になりました。

制振材に加え、断熱材で音を吸収してるのかもしれませんね。

屋根の音だけはメルセデスにも負けてないかも・・・な訳ないか

なかなか満足の行く仕上がりとなりましたね。

さて残すはサイド部とドア、床関係か?

一気にやってしまった方が良いね、これは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする