午後からはルーフから下の部分に手を入れていきます。
まずは内装から剥がして行くことから始めます。
とりあえず左リアのクォーター部分から。
この内張りを、
バリッと
剥がします。
シートベルト固定部のボルトを外せば、あとはクリップだけですのでバリバリ行っちゃいます。
さて内装を剥がした所は、
屋根と同様に、『ザ・鉄板!』です。
これは施工の価値がありそうです。
また、タイヤハウスの所も音が響く鉄板なので、ここもついでに施工。
ここの鉄板は音からして薄いと思います。
屋根から下の箇所の制振材として使うのはこちら。
日東電工のレジェトレックスを。
アルミシートにブチルゴムが貼り付けてあり、約40度まで効果が発揮出来るとの事。
こちらは1000mm×500mmのシートを40枚に切り出し。
レジェトレックスはブチルゴムがハサミにこびり付くので定期的にハサミを掃除しながらでないと作業がナカナカ進みません
切り出したレジェトレックスをコロコロ圧着しながら貼り付け。
その後にグラスウール断熱材を隙間に充填して、
断熱効果ありそうな姿になりました。
今度は右リア側。
基本的には同じ作業ですが、こちら側にはリアヒーターユニットがあります。
一気に剥がさず、ある程度外れたところで一旦停止。
ヒーターのスイッチ部のカプラーを外してから全て取り外します。
内張りが外れたら、ヒーターユニットを止めてるナットを外し、ユニットをズラす様にして前に動かします。
これでヒーターユニットの裏側も施工が可能になると。
ここでヒーターユニットに繋がるホースを傷付けない様に気をつけるのがポイントなんだそうです。
ヒーターは基本、エンジンの冷却水の熱を利用してるので、リアヒーターにも冷却水が来てるんですね。
そのホースがこれで、傷付けちゃうと冷却水が漏れて、最悪エンジンがオーバーヒートに!!
まぁ、よっぽど強引に引っ張ったりしなければ大丈夫だと思いますが、一応慎重に。
そしてレジェトレックスを貼り付け&コロコロ圧着。
隙間にグラスウール断熱材を詰め込んで、
こんな感じで。
リアヒーターの裏側にブロアモーターがありますが、その近辺だけは断熱材を詰めてません。
変に吸い込んで壊れちゃっても嫌なので・・・。
そして内張りを戻してあげて、荷室周りの断熱・制振は完了。
さて次はフロントドアに移ります。
この辺りで少し疲れてきてます
内張りの外し方はネットで詳しく解説されている方がいるので割愛。
外れました。
ブチルゴムを切りながら、ビニールシートを剥がしていきます。
ブチルゴムには自己融着能力がありますので、切っても後でくっ付ければ元どおりになりますので遠慮なく行きましょう。
この位剥がせば施工出来ますね。
レジェトレックスを貼り付けて、
コロコロと圧着。
ここはパワーウィンドウの稼働部品があるのと防水箇所ではない為、断熱材の充填は行いません。
助手席側も同様に作業して、フロントドアの制振施工の終了です。
残すはスライドドア。
余ってるレジェトレックスとグラスウール断熱材を全て使い切ります。
で、スライドドアの施工写真ですが・・・余りにもハードだったので撮れてませんでした。
内張り剥がしで1番大変なのは、スライドドアだった気がします。
最後の箇所という事もあって、疲れてたのもあるのかな?
とりあえず無事、全ての施行を終える事が出来ました・・・
今日は1日が結構濃かったぞ!
これで来期のスキーシーズンに向けて、最低限の寒さ対策は完了しました!
これ、もしかして夏場にも効果あるのかな??
とりあえず予定通りに終わらす事が出来てひと段落です