1年で最も出産が多い春
気候が良い事で秋に生まれる猫達より育ちやすく人目につきやすい。
おのずと母猫とはぐれて途方に暮れている仔猫に遭遇する率も高く・・・
中学生位の女の子の自転車の籠の中に乗っていた仔猫は
朝からずっと鳴いていて
気になって夕方にもう一度来てみたら、ずっと同じ場所にいたという。
放っておけず飼うつもりで自転車の籠に入れてみたけれど
携帯電話で話をしている先(親)の承諾がどうにも取れないらしい。
ルナトンがなぜそんな旬?な場所に出くわしたのかは謎ですが
仔猫は私が飼うから大丈夫、と引き受け
母猫がいないか、置き餌らしきはないか等々を確認し
保護するしかないとう事で我が家にやってきた。
哺乳瓶で与えたミルクをがぶ飲みし
ドライフードを覚え、ぬいぐるみ相手のハードな遊びを覚え
仮名・一滴は貰われて行った。
里親さんに手を挙げてくれたのは
偶然にも一滴を保護した場所から近くにお住まいの方で(これぞ地産地消)
一滴はご家族4人が暮らす家に仲間入りしました。
初めての猫という事で一心に愛情を受けている一滴は
モカという名前を付けてもらい
大きく成長しています。
S見さま、モカ君を末永くよろしくお願い致します。