猫の里親をさがす会★亀有ちびにゃんず

外で生きていくのが困難な猫たちの里親さん探し。また、そういった不幸な命を増やさない為にTNR活動をしています。

嬉しいニュース

2012年03月13日 | Weblog
三郷公園猫殺傷事件では10数頭の猫が犠牲になりました。

姿を現さない猫や亡くなった猫達を忘れずに

このような犠牲がさらに出ないようにしていかなければと思います。




そんな中、日曜日の里親会に思いがけないニュースがありました


三郷公園の傷つけられた猫を保護して下さっていた方とお会いする事が出来たのです


わずかな可能性でも猫の生存を願っている私達にとっては


Sさんへの感謝と猫の無事


こんなにも嬉しい事はありません





以下はSさんからいただきましたメールです







12月10日に三郷公園で怪我をした猫を保護して3カ月経ち、

猫の怪我もすっかり良くなり毎日可愛い仕草で心を和ませてくれます。

猫を病院に連れて行った際、既に不妊手術がされている事

猫エイズなどの伝染病も持っていない事を聞き

今までボランティアの方に沢山の愛情を受けてここまで生きてきたのだろうと思いました。

公園の近所に住んでいる方から、まだ猫の虐待が続いている事を聞いて心を痛めています。

地域猫の活動をしているボランティアの方はどんなに辛いことかと心中お察しします。

もし○○さんという方がこの猫をご存じでしたら、すっかり家猫生活になじんで元気にしていると伝えていただけたら

と思い写真を添付します。

黒白のハチワレで鼻の脇の黒ポチ、長い尻尾が特徴です。








私自身、通勤途中に毎日三郷公園の猫たちを見ていましたが

ずっと

「自由に暮らしている野良猫を無理やり捕まえて家で飼うなんてかえって可愛そうなのではないか」

と考えていました。

でも今回この猫を迎えて、ひどい怪我を人間に負わされたにもかかわらず

それでも私に懐いて膝に乗ったり甘えてくる様子を見て、保護して良かったと心から思っています。

一匹でも多くの猫が終生の飼い主を見つけられるよう、活動を応援しています。















この猫を素手で一時間もかけて保護し、病院に連れて行って下さった事

「当初怪我が治ったらリリースするつもりだった」と伺いしましたが

(その為に2週間もの間入院させて下さいました)

それだけでもこの子にはどんなにかありがたい事か

そして、「また同じ場所に帰すのはどうしてもできなかった」Sさん。






怪我をしている猫に手を差し伸べてあげる事は中々勇気のいる事ですが


怪我の治療だけではなく家に迎える覚悟と責任を引き受けて下さったSさん


心から感謝申し上げます<m(__)m>