キジサビ・ななちゃんのトライアル（初登場）

保護猫で最年長のキジサビのななちゃん、推定５歳。
保護したのが昨年11月でした。

ななちゃんはある会社で可愛がられていた子で、仕事が終わりみんなが帰宅する時には倉庫のシャッターを少しだけ開けて、ななちゃんが出入り出来る様にしていたようです。
ごはんに困る事も、寝床に困る事も、愛情に飢える事もなく可愛がってもらっていた様ですが、会社が引っ越しする事になり置いていかれてしまいました。
朝が来て、「おはよう」とななちゃんに声を掛ける人も、暖かい寝床も、おいしいご飯もなくなってしまいました。
途方に暮れていたななちゃんをご近所の方がご飯だけはと与えて下さっていましたが、あまりにも可愛そうで保護する事にしました。

なかなか性格の良いお姉さんで、甘えてくる子猫達の面倒見も良くちょっと褒めるとうれしそうにしっぽをピーンとたててくれます。
そんないいこなのですが、ななちゃんは推定５才位、里親希望者は現れるのか？なんてちょっぴり不安になっていましたが、なんと里親希望のお申し出がありました～。
「小さい子はいずれ貰われるだろうから、そうでない子を」と暖かいお言葉をかけていただき、ななちゃんに白羽の矢が当たりました！

でもでも。喜ぶのはまだ早い。
里親様宅には先住猫が２匹。果たしてうまく渡り合えるのか・・
ダメでもともとやってみなきゃあ分からないですもの。
取りあえず１週間程トライアルです。
この１週間が長いのよね・・。ふう。