七夕の宵に ～山田平安堂、そしておばちゃん、ナンパされる！！

山田平安堂の芸術的文字盤とショパールのムーブメントが融合した、「L.U.C XP 漆」のお披露目レセプションに行ってまいりました。
直径39.5mmの漆の文字盤に描かれる、金蒔絵は「五行説」がテーマ。
展示されたこれらの時計はガラスケースと特殊な照明のせいか、まったく撮影できていませんでした（涙
価格は190万円で、金箔が施され、「道明」の組み紐で結ばれた、八角の漆のギフトボックスに恭しく入れられるそうです。



蒔絵師、小島さん。ごくごく細い筆を使って細密な文様を生み出していく過程を拝見することができました。日本が世界に誇れる伝統芸術です。



会場となった山田平安堂代官山ヒルサイドテラス本店は幾度もお邪魔しているのですが、この日は通常の設営をすべて取り払い、主役の五つの時計の展示だけにしてあるにもかかわらず、広い店内が来客でぎっしり、しかも有名人がそこかしこに！

慶応アメフトで活躍なさっていた、若き社長、健太さんと。



漆の魅力をもっともっと広めてゆきたいとおっしゃって、わたしの仕事にも多大なご協力をいただいています、ありがとうございます！！

シャンパーニュやケイタリングのお料理も素晴らしく、ゆっくりさせていただきたかったのですが、翌日のレッスンに必要なパンを受取りに、恵比寿のロブションに8時までに行かなければならず、プチシンデレラ気分で平安堂をあとにしたのでした。

バゲット・ロブションを無事受け取れたものの、喉も乾いた、おなかもすいた……恵比寿駅に向かう途中に、エビスビアホールのテラス席がなんと気持ちよさそうな「ひとりなんですが（それもオバチャンが）お席空いていますか？」と店員さんにうかがっていると、傍らの席のチャーミングな女性が笑顔で「よかったら、ご一緒にいかがですか？」と声をかけてくださいました。なんともフレンドリーでうれしいそのお誘いに加え、お化粧室から戻っていらした、そのかたのお友達（このかたもまたフレンドリーでチャーミング）も、「どうぞ、どうぞ！！」と誘ってくださって、3人で、楽しい時間を過ごさせていただきました。語るうちに3人とも「食の世界の住人」ということがわかり、この出会いも、偶然ではなく、必然だったのかと驚きました。
詳しく書きたいのですが、明日のレッスンに備えてもう休まなくては……このうれしい出会いの顛末は、このかたのブログをお読みくださいね。ちょっと、過分なお言葉をいただいていて恥ずかしいのですが……