boa mesa

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1月2月のメニュー

2007-03-25 23:42:42 | レッスン
「明日」がまた遠く・・・先月のメニューをご紹介するのが
もう3月も末近くなってしまってお恥ずかしいかぎりです

真冬のレッスンでしたから、
あつあつで召し上がっていただくのにちょうどいいと「ねぎとゆで卵のグラタン」
考えたのですが、あたたかかった1月、生徒さんは汗だく。



ベシャメルソースで作るのではなく、少量の生クリームとグリエールチーズで。
隠し味のにんにくで蒸し炒めにした白ねぎ、ゆで卵、酸味をプラスするために加えるトマト、の
コンビネーションが味も見た目もなかなかイケていたのではないかと思います。



自由が丘のお気に入りのイタリアン「マッケローニ」
カウンター10席のお客を相手に江崎シェフがたったひとりで
調理と接客をすべてこなす驚きに満ちたお店ですが
以前にそこでいただいたお皿にヒントを得て作ってみた
「じゃがいもをまとった鱈のソテー」



糸のように細く長くカットしたじゃがいもをくっつけてソテーする鱈は
まるで蒸されたようになるのでふんわりとジューシーで、
じゃがいもはカリカリ、その食感のバランスが絶妙です。

つけあわせとしてお作りした「レンズ豆のしゃきしゃき煮込み」は
かるく煮込んだレンズ豆とベーコン・シャンピニオンに生のれんこんをあわせました。

デザートは、いつも簡単に出来るものになってしまいます。
わたしひとりで、6人分4品を、1時間程度でお作りするわけですから
いきおいそうなってしまうのですが、
手のこまないものほうが生徒さんの「復習率」は高いようで・・・・



フードプロセッサーですべての材料を混ぜるだけの簡単クッキー
「アマンド・クレセント」
愛らしい形と色が好評で、ほろっと舌のうえで崩れる優しい食感に
「早速作りました」というご報告メールをたくさんいただきました。





1月2月のレッスン

2007-03-19 23:30:39 | レッスン
ひと月におさまらなくなったクラス数、
嬉しい悲鳴をあげながらなんとかやってきましたが、
やはりキャパを超えたことを長く続けるわけにいかないと、
クラスをふた月に分けて、ふた月通しで同じメニューをご紹介することになって
初めてのレッスンが、先月先々月でした。

プロのカメラマン大社優子さんに撮影していただいたのが2月16日、
その日のレッスンは娘の高校の同級生ママたちのグループで
boa mesa スタートから一度も欠かさずいらしてくださってるクラスでした。



まずセッティング



お気に入りのル・クルーゼココットオーバルミニを使ってグラタンお作りすることを決めてから、
白が映えるチョコレートブラウンの器を探すことに。
12月は器選びの時間もたっぷりあったのですが最初に訪れたお店で運命の出会い
自由が丘の生活雑貨セレクトショップ、CIBONEで見つけたイッタラのお皿です。

器のフォルムを活かす白い円形のテーブルマットも同店で購入しました。



カトラリーレストを敢えて使用せず、円形のなかのシンメトリーを強調。
このテーブルマットは洗える素材なので、直にカトラリーやパンを置いていただけます。

1月2月のワインは、boa mesa 初登場の国産ワイン。



メルシャン勝沼ワイナリー「シャトー・メルシャン 2005 シャルドネ&甲州 無濾過」
フレッシュな酸味がすがすがしく、
時間がたつと最初にいただいたときの柑橘系の香りとまた違った香りが楽しめて
生徒さんにも人気が高かったです。



すみません・・・もったいぶっているわけではありませんが
お料理のご紹介はまた明日


感激の連続 その2

2007-03-17 19:42:36 | そとごはん
続きは明日の深夜・・・・とわざわざ予告しておいて
なんと1週間以上、更新が叶いませんでした。

コート・ドールに伺ったあと、boa mesa のレッスン風景・料理写真を撮ってくださっている
大社(おおこそ)優子さんの「パリ凱旋個展~travel」へ。

パリに住む妹がシャイヨー宮での彼女のグループ展に伺ったので
ぜひわたしも拝見したいと思っていました、
願いが叶って感激でした、
優子さんのセンスと感性のすばらしさは
なぜかやわらかく控えめなのに、観るものの心にどっかん!と
響いてくるのです。



そのあと、お馴染みの中華街「麻婆豆腐~辣」へ。
生徒さんのグループふたつの混成チームでお二階の円卓を占領、
息子と娘はカウンターのカップル席へ。
コースでお願いしたので何度いただいても飽きない美味しい前菜から
海老チリやふかひれスープ、お家芸の麻婆豆腐などを
ここでしかいただけない「究極の老酒」と一緒にもりもりいただいたあと、
いきなり店内の照明がばんっ!と落ちて・・・
マネージャーの蓮尾さんを先頭にスタッフの皆さんが
「ハッピバースディ~~トゥ~ユウウ~♪」
と歌いながら登場
なんとわたしのお誕生日をブログで知った蓮尾さんが
「バースディ杏仁豆腐」をプレゼントしてくださったのです。



ありがとうございます~~~~ほんとうに感激の連続の一日でした。

年齢を重ねることは、若さや体力、さまざまな能力など、
いろいろなものを失っていく恐怖との闘いです。
でも、年月を経ることで増えていく「出会い」、
それを財産=人生の貯金、と捉えて大切にしていくことができれば、
きっと喪失感よりも充実感のほうがおおきくなると感じるのです。
また、トシをとれた、ありがとう!!って、
まわりのひとすべて、出会うひとすべてに感謝したい。
そんなわたしの2月でした。
・・・・・もう3月なかばだよ???





感激の連続 その1

2007-03-09 01:52:49 | そとごはん
その「翌日」、レッスンがない日だったので
ランチとディナーのダブルヘッダー。

まずランチは、毎月 boa mesa に絵画をリースしてくださってる
藤沢のギャラリー「Los Pinos」のオーナーと
以前からお約束していた「コート・ドール」詣でをいたしました。

念願だったスペシャリテ「えいとキャベツ」をいただけてまず感激。



お化粧室をおかりした帰りにレセプションにいらしたサービスのかたに
「美味しくて幸せでした、シェフによろしくお伝えください
と申し上げると
「料理長の顔見ていってやってください、ちょっとお待ちください」

え~~~っ!!!
ホールには出ないと言明しておられるあの斉須シェフが?

ほんとうに現れた!!!
あ~~やっぱりポロシャツにエプロンのお姿だ!!
緊張でこわばりながら名刺を差し上げると

「鎌倉からこられたんですか?こないだの休みに鎌倉行ったんですよ、
 あの農協の市場案内してもらって、すごいね~~あそこは!」
「次に鎌倉にお越しになられるときは遊びにいらしてください

そして、厚かましさはオバチャンの特権やっ!
お写真とらせていただいていいですか?
撮らせていただいちゃいました。
満席だったお客様がすべて帰られるまでねばっていたのがよかったのか・・・。



驚くことにシェフはこのあと「よかったら厨房見ていかれますか?」

ええ~~~っ、あの名高い「磨き上げられた厨房」を???
も、もちろんです、よろしいんですか?と言いながらダッシュしていました。

うわさにたがわぬ清潔な厨房のなかでは
「さわら焼いたのはこのひとです」「ほろほろ鳥はこのひとです」
と若いスタッフをシェフ自らご紹介くださいました。

「シェフはとても酸味を大切になさってますがお使いになってるのは
 シェリービネガーですか?」と質問させていただくと
「そうですよ、あ、ちょっと、新しいやつ持ってきて。
 はい、よかったらお使いください。」

ええ~~~~~~っっっ!!
斉須シェフからシェリービネガーいただいちゃった
使いませんっ! 新しいもの買って、これは飾らせていただきます。
斉須シェフ、日本のフレンチの歴史のなかに燦然と輝くグランシェフでいらっしゃるのに
気取りも驕りも微塵も感じられないお人柄に感激いたしました。ありがとうございました。
そしてコート・ドールのスタッフの皆さま、ほんとうにありがとうございました。

これがこの日の「感激の連続」の始まりでした。
でも、これがまだ2月のことなんです
これに続く感激のもようも、1月2月のレッスンのもようも
はやくアップしたいのですがもうこんな時間・・・・
続きはまた明日の深夜になってしまいます。

毎日のレッスンと家事とさまざまな用事を片付け「研究会」にも励むと、
ほんとうにわずかな時間しかパソコンに向かうことができない生活。
でも、こんなブログでも毎日たくさんの閲覧をいただいていることを思うと
遅まきでもすこしずつアップを続けていこうと思っています。
どうか懲りずにまた覗いてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします





怒涛の一週間

2007-03-05 22:27:52 | イベント
2月最後から3月にかけての週はイベント盛りだくさんで、
睡眠時間を削ってでも(トシ考えろよ、トシ!と子供たちに罵倒されながら・・・)
貪欲にいろいろな体験を楽しませていただきました。

まず、26日月曜日。
生徒さんで、偶然わたしの大学の後輩であることが判明したY子ちゃん、
彼女は「オーラソーマ」というカラーセラピーのプラクティショナー。
そのセラピーを受けて、わたしのランチを召し上がっていただいて、
夜は腰越にあるイタリアンの人気店「ロアジ」に行こう!!という企画に
のべ16人の生徒さんが集ってくださいました。



100種類以上あるカラーボトルのなかから
自分の直感で4本のボトルを選びます。
その色のもつメッセージを読み解いていただくというものです。
「自分の力で自分を癒していく」
「本当の自分に出会い、自分らしく輝いていく」
それをサポートしてくれるY子ちゃん。



綺麗やな~~~~
京おんなやもんね♪
綺麗なだけやあらしまへん、おもろいんどす。

わたしが皆さんにおだししたランチは
先月の「まかない」、余ったじゃがいもの切れ端を集めて作った
「ポテトとマッシュルームのスープ」
「キッシュロレーヌ」
「きゅうりとディルのサンドイッチ」

オーラソーマのあと、腰越にあるイタリアンの人気店、「ロアジ」を貸切りに
していただいてわいわい♪
ロアジの若きオーナーシェフ、秋月さんは、生徒さんとしてもいらしてくださってるのですが、
逆に食材や調理法のことなど、いろいろアドバイスしていただいている、
わたしの先生でもあります。
優しいお人柄がお料理に滲み出る、とっても素敵なかたです。



どれもとても丁寧につくられた、温かみにあふれた前菜7種。
旬の白アスパラガスはグリルで、茹でたそれとはまた違う美味しさを楽しみました♪

パスタはバベッティーニ。
菜の花のほろ苦みと甘さに、黒ムツ・さば・さわら・しらすのラグーの旨み。
サフランの香りも効いていて、ロアジのパスタランチは連日2回転するという
伝説にもおおいにうなずけます!!



そしてメインはダイナミックに金目のグリル、あわせたえびいもやサラータの
なにげない調理法にも秋月さんの確かな腕が光ります



美味しいものを楽しい仲間といただくと翌日のレッスンの気合いが入る入る!
翌日は1月2月と続いたレッスンの最終日でした。
ラストレッスンの恒例写真撮影。
今回は初めてのソファーでのショット。



左のおふたりは生徒さんのブログからこのブログに飛んでご興味を持ってくださった
お若い素敵なミセスとそのお母様。
右手の4名様は一昨年のクリスマスにエミーズレストランでお席が近くだったご縁で
boa mesa にもいらしてくださるようになり、
いろいろ「研究会」もご一緒していただいてる素敵なマダムたち。

実はこのなかのおふたりとは翌日もご一緒だったのです。
その模様はまた追って・・・・