boa mesa 2006 8月のレッスン

たいへん遅まきながら、先月のレッスンの内容をアップさせていただきます。

８月はスペインのお献立でした。
ちょうど３年前の８月に訪れたカタルーニャ地方を思い出しながら
あれこれメニューを考えるのは楽しい作業でした。
通じなかったなあ・・・５年間学んだスペイン語

まず、セッティングから。



パエリアをメインにと考えていたので
ル・クルーゼのブフェ・キャセロールを使うことに決め、
そのブルーが基調になるセッティングになりました。

スペインの夏を代表する「飲むサラダ」ガスパチョと
３種類のピンチョスが前菜です。



緑のラインナップ、「ピンチョス・ヴェルデ」
赤のラインナップ、「ピンチョス・ロッソ」
スパイシーな豚肉の「ピンチョス・モルノ」

「モルノ」がたいへんな人気でした、
あのリメッタの阿達シェフは
「これ、メニューに加えたいです」と言って下さいました

そして、「パエリア・センシーリャ」



「センシーリャ」とは「シンプルな」という意味で、
鶏肉と長ねぎといんげんだけの、ほんとうにシンプルなパエリヤ。
「おこげ」を作って本場の味に限りなく近い仕上がりに。

そしてポストレ（デザート）は「グラニサード・デル・リモン・イ・ミエル」
はちみつとレモンのシャーベットです。



飾りのパイナップルミントはうちのバルコニーで今年一番元気だったもの。



使用した食器は自由が丘「ポルチェラーナ・ビアンカ」のもの。
ピンチョスを盛ったみっつに分かれているお皿は
お薬味入れに、デザートの３種盛りに、デリで買っちゃったお惣菜の盛り付けに、と
とっても重宝で、これからも大活躍しそうです。

テーブルランナー、ナフキンは毎月お願いしている
茅ヶ崎のお菓子教室「MAM'S KITCHIN」主宰、安田弘美さんの心のこもったお手製。
お揃いの生地でエプロンも作ってくださいました。

弘美さんは素敵なエプロンやテーブルまわりのグッズのブランド
「TABLIER DE HIROMI」も主宰されていて、
boa mesa がお休みの12月、うちで展示＆販売デーを設けてくださるよう
お願いしています。
たくさんのかたに弘美さんの素敵な作品の数々をおめにかけたいと思っています